山口県の施設がJIS規格の点字ブロックになっているのか調査を行い、一部回答が返ってきましたので報告します。
まず、県庁及び出先機関(8総合庁舎+1合同庁舎)についてです。
JIS規格の点字ブロックが敷設してあるのは、宇部総合庁舎のみでした。
JIS規格の点字ブロックではないものが敷設してあるのは、県庁、岩国、柳井、周南、山口、美祢、下関の庁舎でした。
尚、防府、萩の庁舎には点字ブロックが敷設されていないとのことでした。
今年度については、「破損に伴う補修箇所等があれば、JIS規格に適合するものに更新」するとしています。
今後については、「点字ブロック敷設部分の改修等工事を行う際に、JIS規格に適合するものに更新する」としています。
私は、県庁は優先して、JIS規格の点字ブロックに変更するすべきと考えます。また、点字ブロックのない防府、萩の庁舎については、早急に点字ブロックを敷設すべきと考えます。
次に、県警が管理する交通安全施設についてです。
県警では「聴覚障害者の利用頻度が高い施設の周辺で視覚障害者の需要が見込まれる横断歩道等に設置しているエスコートゾーンが県内に150か所ある」とのことです。
今年3月の警察庁の「エスコートゾーンの設置に関する指針」に基づく突起体と基底面で構成されたブロックが敷設されているということです。
よって、JIS規格にもとづく点字ブロックへ変更するなどの計画はないとのことでした。
県警関係では、警察署などに点字ブロックが敷設されてあるか調査したいと思います。
その他、教育関係や県道などの状況についても関係機関に照会していますので、回答が届き次第、報告していきたいと思います。
点字ブロックの敷設について皆さんのご意見をお聞かせください。
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