月別アーカイブ:2024年1月

年末の教育委員会議で、柳井・周南地域の県立高校再編計画案が了承される

 12月21日、中国新聞は、柳井・周南地域の県立5高を2高にする再編計画に関し、次のように報じました。
 「県教委は19日、柳井・周南地域の県立高5校を再編統合して新たに2校を設置する案を盛り込んだ県立高再編整備計画を素案通り策定した。10月の素案公表から約2か月半。地域説明会なのでは反対の声が上がったが、変更はなかった。計画は2026年度に柳井高(柳井市)柳井商工(同)田布施農工高(田布施町)熊毛北高(平生町)熊毛北高(周南市)の5高を再編統合し、柳井高と田布施農工高の施設を活用して2校を置くことを定める。この日の教育委員会会議で繁吉健志教育長と委員が計画案を審議し、承認した。委員から反対意見は出なかった。県教委は素案公表後、地域説明会を5回開き計281人が参加。地元校の存続を望む声が相次いでいた、5校のうち唯一、周南地域にある熊毛北高を巡っては、地元住民たちでつくる4団体が柳井地域への通学の難しさなどを挙げて同高をサンケン対象から外すよう県議会に請願したが、不採択とされた。」

 私は、昨年の宇部西高校の募集停止の状況から、9月県議会文教警察委員会で素案を示し、11月県議会文教警察委員会で成案を示し、年内の教育委員会議で結論を出すことは、民主的と言えないと厳しく批判をしてきましたが、今回の高校再編計画は、昨年同様、強行されました。

 県教委は、人口減少、生徒数が減少しているから、高校再編と言います。4クラス以上が最良の教育と言います。

 私が、9月県議会の一般質問で示したように、他県の教育委員会は、中山間地域や島しょ部の小規模校を評価し、小規模校を存続させる独自の基準をもっています。

 県立高校は地域の核です。この間、中山間地域や島しょ部の学校を統合しつづけてきた山口県。人口減少の要因の一つが、高校の相次ぐ統合という言い方も私はできると考えます。

 一方、県教委は、地域バランスを考慮したとして、県立周防大島高校を再編統合の対象にしませんでした。

 この点は、公平さを欠く、県教委の姿勢として今後に禍根を残すものとなると思います。

 県教委は、4クラス以上が最良の高校とするスタイルを変更し、小規模校を評価する基準を設けるべきです。

 この事を強く訴えたいと思います。この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。

「カネの力」で動く政治と決別し、国民本位の清潔な政治へと訴えました。

 あけましておめでとうございます。

 関東で働いている長男と次男が帰省し、年末年始を一緒に過ごしています。

 長男と妻と一緒に荒滝山に上り、約30名の人たちと初日の出を拝みました。

 標高459mの宇部市内で最高峰の荒滝山山頂から初日の出を臨みました。

 今年は、早いもので還暦を迎えることになりました。

 昨年11月からジムに通いはじめました。今年も、筋肉を維持・強化して今年も元気に1年を過ごしたいと思います。

 2月4日に開催される笠戸島トレイルランに、妻と一緒に参加予定です。今年もトレイルランの大会にも出場したいと思います。

 龍のように皆さんの元に駆け付け、県政に願いを届けることができる1年にしたいと思います。

 今年もどうかよろしくお願いいたします。

 さて、本日、午後1時から、フジグランウベ前で、日本共産党北南地区委員会主催の街頭演説会を行いました。

 みふじ美智子衆院山口1区予定候補と私が、訴えました。

    本日、フジグランうべ前で訴えました。(左から私、荒川市議、みふじ美智子衆院山口1区予定候補)

 私がお話した原稿は以下の通りです。本番はかなり端折ってい話しました。

・・・

 昨年は、6回目の県議会に送っていただきました。今年は、還暦の年男です。暮らしを応援する政治をつくるために龍のように飛躍します。
 総選挙の年に、比例は日本共産党、選挙区は三藤さんに大きなご支援をお願いいたします。
 昨年、「反戦情報」という雑誌社から自民党派閥のパーティー券裏金問題について、原稿依頼を受けました。今日は裏金問題についてお話します。
 事件の発端は、昨年11月6付、「しんぶん赤旗」日曜版のスクープです。
日曜版は、自民党の主要5派閥が2020年までの3年間で少なくとも59件、額面で計2422万円分の政治資金パーティー券収入を政治資金収支報告書に記載していなかった政治資金規正法違反の疑いです。上脇神戸学院大学教授が東京地検特捜部に政治告発を行いました。
 岸田首相は、12月14日、松野、西村、鈴木、宮下の4閣僚と、萩生田、高木、世耕の3人の自民党役人を辞任させました。
 東京地検特捜部は、12月19日、安倍派と二階派の事務所を家宅捜索しました。年末までに、塩谷、松野、高木、世耕、萩生田、西村、下村の安倍派7人の国会議員を任意で聴取したと報じられ、安倍派の池田衆院議員、大野参議院議員の2人の事務所を家宅捜索したと報じられています。
 自民党の派閥は年1回、政治資金パーティーを開いています。派閥は、所属議員の当選回数や閣僚経験などでパーティー券(1枚2万円)の販売枚数のノルマを決めています。ノルマを超えて販売した分を派閥から議員に還流させるのがキックバックです。キックバックを受けた収入を政治収支報告書に記載しなかった収入が裏金です。不記載は、規制法違反の疑いがあります。
 安倍派では、パーティー券収入を2万円で割った数に、0.675をかけた数字がパーティー券購入者として政治資金収支報告書に記載していました。裏金づくりの方程式があったことが明らかになりました。
 日本共産党県議団は、林官房長官をはじめ、自民党山口県連在京顧問のパーティー収入を精査するよう要請を行いました。自民党山口県連は、官房長官に就任した林芳正衆院議員の就任祝賀会を開催を中止したようですが、全く反省がありません。自民党県連は、疑惑解明を行うべきです。
 企業団体献金を禁止させる、自民党政治を終わらせるためにお力をお貸しください。

・・・

 今年も皆さんのご意見、情報を藤本までお寄せください。