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朝鮮学校への補助金未交付は、こども基本法の県の責務の放棄と指摘

 私は、9月26日に一般質問で登壇しました。
 今日は、朝鮮学校の補助金復活について報告します。
 こども基本法第3条は「全てのこどもについて、個人として尊重され、その基本的人権が保障されるとともに、差別的扱いを受けることがないようにすること」と定めています。
 私は、「山口朝鮮学園に私立外国人学校特別補助金を支給しないことは、こども基本法に反するものだ県の見解を尋ねる」と質しました。
 松岡総務部長は「本県の朝鮮学校への補助金は、県民との相互理解の増進を図ることを目的としたものであり、これを予算計上しないことが、こども基本法に反するとは考えていない」と答えました。
 こども基本法3条の基本理念に差別の禁止が明記され、5条には、地方公共団体は基本理念に則り、施策を行う責務があると書いています。
 私は、「朝鮮学校に補助金を交付しないことは、こども基本法の基本理念に則った施策を実施する県の責務を放棄したものと言わざるを得ない」と質しました。
 松岡総務部長は「朝鮮学校への補助金は、県民との相互理解の増進を図ることを目的としたものであり、こども基本法第5条に規定された地方自治体の責務を放棄したものではない」と答えました。

 総務部長の「朝鮮学校への補助金は、県民との相互理解の増進を図ることを目的としたもの」との答弁は、これまであったでしょうか。

 このあたりをしっかり検証して、今後の論戦に生かしていきたいと思います。

 明日から、青森県の視察に向かいます。

 明日17日は、午後、三沢市役所に出向き三沢基地について調査します。

 18日午前は、六ケ所村原燃PRセンターを視察。午後は、青森県庁で、中間貯蔵施設の説明を受けます。

 19日午前中は、むつ市の再処理施設を視察します。

 20日は、広島市で中間貯蔵施設に関して中国電力に申し入れを行います。

 明後日から本ブログを少しばかり休むことになると思いますが、しっかり学び、視察し、本ブログで随時報告していきたいと思います。

 引き続き、県政全般に対する皆さんのご意見をお聞かせください。

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