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「生物多様性やまぐち戦略」 来年6月に最終案・公表との改定スケジュールが県環境審で示される

 9月4日、2023年度第1回山口県環境審議会が行われました。審議会には、山口県環境基本計画の改定について知事から諮問を受けての議案が提出されました。
 知事からの諮問内容は、「令和5年3月に国が生物多様性国家戦略を改定したことから、『生物多様性やまぐち戦略』についても内容を見直し、改定することとしたので、貴会の意見を問うものである」というものです。
 審議会に事務局から「山口県環境基本計画(生物多様性やまぐち戦略部分)の改定について」との資料が提出されました。
 資料には改訂スケジュールが示されました。
 スケジュールは以下の通りです。
 今年度9月に環境審議会・自然環境保全審議会(骨子案)
 同じく9月に県議会環境福祉委員会報告(骨子案)
 同じく10月~来年1月に市町、関係団体等への意見聴取
 来年2月に環境審議会・自然環境保全審議会(素案)
 同じく2月に県議会環境福祉委員会報告(素案)
 同じく3月~4月にパブリック・コメント
 同じく6月に環境審議会(最終案)
 同じく6月に県議会環境福祉委員会報告(最終案)、公表
 5日、県は、報道発表で、12日に、山口県自然環境保全審議会の開催を明らかにしました。
 12日の審議会で、生物多様性やまぐち戦略の骨子案が示されるものと思われます。
 私は、2月県議会と6月県議会で、生物多様性やまぐち戦略を改定すべきとの一般質問を行ってきました。6月県議会で藤田環境生活部長は、生物多様性やまぐち戦略の改訂について「現在、検討をすすめている」と答えましたが、具体的なスケジュールは明らかにしませんでした。
 4日に行われた環境審議会で、生物多様性やまぐち戦略の改定に向けたスケジュールが示されたことは、この問題を一貫して取り上げてきた議員の一人として評価したいと思います。
 12日の県自然環境保全審議会に示される骨子案を注視し、県内で、30BY30目標(2030年までに陸と海の30%以上を保護・保全)を積極的に設定されることなど、意欲的な戦略になるよう、引き続き、必要な発言を行っていきたいと思います。
 来年6月の最終案確定・公表に向け、生物多様性やまぐち戦略の改定スケジュールが明らかになりました。この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。  

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