ブログ

「盛土規制法」施行 県は、2024年度中に規制区域の指定完了目指す意向

 26日、NHKは、「盛土規制法」が26日から施工されたと次のように報じました。
 「大雨などで崩落のおそれのある盛り土の規制を強化する、通称『盛土規制法』が26日から施行されます。おととし静岡県熱海市で起きた土石流をきっかけにした法律で、規制された区域内で許可なく盛り土を行った場合は、最高で3億円の罰金が科せられるなど罰則が大幅に強化されます。おととし7月、静岡県熱海市で起きた土石流では崩れた盛り土が被害を拡大させたとされていて、去年5月、危険な盛り土の規制を強化する通称『盛土規制法』が成立しました。法律は26日施行され、盛り土による被害のおそれのある場所を都道府県などが規制区域に指定し、区域内の工事は許可制とするほか、無許可で造成などを行った場合は法人を対象に最高3億円の罰金が科せられるなど罰則も大幅に強化されます。また、26日公表される規制運用のガイドラインでは自治体に対し、違法性や危険性がある場合はちゅうちょなく行政処分を行い、必要な場合は盛り土の撤去などの『行政代執行』を行うよう求めています。今後、このガイドラインなどをもとに自治体ごとに調査が行われ、規制区域などが定められることになります。」
 私は、先日、県土木建築部に次の質問を行いました。
 ①宅地造成特定盛土等規制法が5月に施行されるが、県として法施行にどう対処しようとしているのか。
 ②条例などでも対応を考えていれば、その内容を示してほしい。
 県土木建築部の回答は次の通りです。
 ①について
 〇現在、法施行に先駆けて、盛土等の規制区域の指定に向けた基礎調査を実施しているところです。
 〇この調査は、土地利用や地形等の状況を総合的に勘案して、規制する区域の候補を抽出するもので、約1年を要すると見込んでいます。
 〇調査完了後は、市町への意見聴取等の法定手続きや、県民への周知等を行った上で、令和6年度中に規制区域の指定完了を目指しているところです。
 ②について
 〇なお、条例での対応は、現時点、考えていません。
 山口県内で盛り土がしっかり規制され、県民の命と財産が守られるよう、今後ともその動向を見守っていきたいと思います。
 この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。