月別アーカイブ:2022年3月

2月は、コロナ感染者数、死者数が、月間で過去最多に

 1日、NHK山口放送局は、2月の新型コロナの感染状況について次のように報じました。
 「先月、県内で発表された新型コロナウイルス感染者数は7838人、死亡した人は29人と、月間ではいずれも過去最多となりました。県はオミクロン株によって感染者が急増したことが要因だとみて、感染対策の徹底を呼びかけています。先月の1カ月間に県内で発表された新型コロナウイルス感染者数は7838人で、これまでに最も多かった今年1月より485人増えて過去最多になりました。また、新型コロナウイルスに感染しその後死亡した人は29人で、これまでで最も多かった昨年1月と5月の18人を大幅に上回り、死者も過去最多になりました。死亡した29人を年齢別にみますと、▼90代が13人で最も多く、次いで▼70代が5人、▼80代が4人などとなっています。また、死亡した人たちは、高血圧や糖尿病、それに、がんなどの基礎疾患があったということです。一方、先月は、感染者の集団=クラスターの発生件数も53件と過去最多になり、このうち▼高齢者施設が20件、▼医療機関が11件で医療や福祉施設が半数以上を占めています。県は、感染者と死者が過去最多になったのはオミクロン株によって感染者が急増したことが要因だと見ていて、県健康増進課は『家庭内感染が多く発生している。密を避けたり手洗いを徹底したりするなど、感染対策を徹底してほしい』と話しています。」

 今朝のしんぶん赤旗日刊紙は、「とくほう・特報」で「コロナ死者最悪 背景は」と題して特集記事を掲載しました。

 しんぶん赤旗日刊紙は、コロナ死者最悪の背景は、高齢者施設でのクラスター急増があると指摘して次のように書いています。

 「コロナ病床がひっ迫するなか、国や自治体が感染制御を施設任せにしたまま患者を施設内に留め置き、感染拡大を招いています。」

 NHKが報道するように2月の死者が過去最多になったことと、2月に高齢者施設で20件クラスターが発生していることとの因果関係を解明しなければなりません。

 クラスターが発生した施設で入院が必要な患者さんが施設に留め置かれ亡くなったケースはないのか検証しなければならないと今朝のしんぶん赤旗の記事を読みながら感じました。

 昨日、3月1日の県内の陽性患者数は281名でした。

 火曜日を遡ってみます。

 2月8日(火)は373人、2月15日(火)342人、2月22日(火)247人と減少傾向でした。

 しかし、3月1日が281名ですから、先週の火曜日より昨日は、34人増えています。

 県内の患者数の減少傾向が鈍化していることは確かだと思います。

 この辺りも注視していきたいと思います。

 2月の患者数、死者数が1月では過去最多でした。

 この状況に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

山口県議会が「ロシアのウクライナ侵攻に抗議する決議」を可決する

 2月28日、2月定例県議会が開会しました。
 本会議に先立ち、議会運営委員会が行われ、議会運営委員会のメンバーで「ロシアのウクライナ侵攻に抗議する決議」を本会議で提案し、採択することが確認されました。


  「ロシアのウクライナ侵攻に抗議する決議」の提案を決めた議会運営委員会に参加する私

 本会議では、村岡知事が議案説明を行った後、「ロシアのウクライナ侵攻に抗議する決議」が提案され、全会一致で採択されました。
 採択された決議文は次の通りです。
・・・
 決議案第1号
 ロシアのウクライナ侵攻に抗議する決議

 上記の決議案を下記の通り提出いたします。
  令和4年2月28日
  提出者 県議会議員 島田 教明 曽田  聡 塩満 久雄 
            友田  有 守田 宗治 山手 康弘
            畑原 勇太 友広  巌 坂本 心次
            戸倉多香子 橋本 尚理 藤本 一規
            宮本 輝男
            
ロシアのウクライナ侵攻に抗議する決議(案)

 去る2月24日、ロシアは、国際社会の度重なる警告を無視し、ウクライナへの侵攻を開始した。そして、首都キエフへの攻撃を開始するなど、ウクライナ全土への軍事攻撃を行っている。
 今回のロシアによるウクライナへの侵攻は、国際社会の平和と安全を
著しく損なうものであり、戦後、築き上げられてきた国際秩序の根幹を揺るがす暴挙である。
 このように、力を背景として一方的に現状を変更しようとする軍事侵攻は国際法の重大な違反であり、断じて容認することができない。
 よって、本県議会は、国際秩序への挑戦ともいえる今回のロシアによる軍事的暴挙に対し、抗議と非難の意を強く表明するとともに、即時の攻撃停止と完全撤退を強く求めるものである。
 また、政府においては、ウクライナ在留邦人の安全確保に全力を尽くすとともに、国際社会と連携し、制裁措置を含む迅速かつ厳格な対応を行うよう強く要請する。
 以上、決議する。

令和 年 月 日

                山口県議会
・・・
 本日のしんぶん赤旗日刊紙は、ロシア非難決議が、昨日、山口県の他に、千葉、滋賀、静岡の各県でも可決したことを報じています。

 改めてロシアのウクライナ侵攻に抗議するとともに、ロシアの即時全面撤退を求めたいと思います。

 この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。