私は、9日に一般質問で登壇しました。
今日は、自衛隊に関わる問題の内、イージス・アショアについて報告します。
第一は、地元説明会開催にあたっての国への要望についてです。
地元説明会の開催について、秋田県の佐竹知事は、地元を振り回したことへのお詫びの言葉は絶対ほしい、防衛省の出席者については、少なくとも政務三役に顔を出してもらいたいと述べたと報じられています。
私は、「知事は、防衛省の地元説明会開催にあたり、どのような要望をお持ちか」と尋ねました。
内海総務部長は「これまで大変苦慮しながら対応してきた地元に対し、丁寧に説明をしていただきたい」と答えました。
中国四国防衛局は、8日、地元説明会の日時と場所を明らかにしました。
私は、「県民誰でも参加できるのか。防衛省からは誰が参加するのか」と尋ねました。
内海部長は「発熱者など新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に係る参加者の制限以外は、特に制限なく、どなたでも参加できるというふうに聞いている。防衛省から誰が来るのかについては、現時点で、承知していない」と答えました。
第二は、イージス・システム搭載艦の運用海域に係る国への照会についてです。
陸上イージスの配備で、山口・秋田両県が「最適候補地」とされたことから、代替となる二隻のイージス・システム搭載艦について、両県の沿岸付近で運用されるのではないかとの疑念が出ています。
日本共産党の穀田衆議院議員に対し、自民党の政務官経験者は「沿岸近くからの迎撃ミサイル発射だと、二段目、三段目のロケットモーターが陸上に落下する可能性がある」と指摘しました。
私は「県は、イージス・システム搭載艦の運用海域について、萩市・阿武町と連携して、国に照会を行うべきではないか」と尋ねました。
内海部長は「陸上イージスの代替となるイージス・システム搭載艦については、現在、国において、運用などの検討が続けられているものと承知しており、国に対し照会を行う考えはない」と答えました。
21日からイージス・アショアに関わる防衛省の地元説明会がスタートします。
私もいくつかの説明会に参加し、防衛省の説明を聞きたいと思っています。
引き続き、イージス・アショアに関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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