私は、9月15日に一般質問で登壇しました。
今日は、農業問題の中の「宇部市万倉西奥土地改良区」に関する問題について報告します。
西奥土地改良区は2018年に設立され、2019年から区画整理事業に着手しました。
最初の担い手組織Aは、2020年12月25日、農地中間管理機構との利用権設定を行い、わずか2カ月半後の今年3月10日に利用権を解除しました。
今年5月21日、新しい担い手組織Bと農地中間管理機構とが利用権設定を行いましたが、区画整理がほぼ完了した第一工区では、圃場に植えられた麦に除草剤がまかれるなど混乱が続いています。
私は、「県は、第一工区の圃場での耕作をどう見通しているか。」質しました。
松岡農林水産部長は「地元協議の上、新たな担い手に利用権が設定されたところであり、今後も継続して耕作が行われるものと考えている」と答えました。
担い手の農地集積目標が達成されない場合は、助成金が交付されない事態になるのではないかと不安が地元で広がっています。
私は、「県は、西奥土地改良区での農地集積目標の達成をどう見通しているのか」質しました。
松岡部長は「地元協議により、新たな担い手が中心経営体に位置付けられ、今後も継続して耕作が見込まれることから、農地集積目標は達成されるものと考えている」と答えました。
私は「県は、西奥土地改良区の事業が円滑に進捗するよう援助すべきだ」と質しました。
松岡部長は「これまでも関係機関と連携して、地元調整などを行ってきたところであり、引き続き、事業が円滑に進むよう支援していきたい」と答えました。
県農林水産部長の答弁は、地元の不安をある程度、解消させる内容だったと思います。
今後も、西奥土地改良区の事業の進捗状況を注視していきたいと思います。
そして、解決すべき問題が発生した場合、県を始め関係機関に対応を求めていきたいと思います。
土地改良区を始め、農業に関する諸問題について、皆さんのご意見を藤本にお寄せください。
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