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防衛省は、イージス断念の経緯を地元に説明すべき

 23日、朝日新聞は、イージス・アショア配備計画の停止について次のように報じました。

 「計画停止表明からすでに半年。ただ、これで終わったわけではない。計画反対を訴えてきた萩市の住民団体の森上雅昭代表は『配備断念の詳細な経緯だけではなく、そもそもなぜ、むつみ演習場が候補地になったのか説明してほしい』と注文を付ける。県や萩市も、配備断念に至った経緯について説明するよう防衛省に求めている。河野防衛相は説明の場を設けることを約束したが、現時点で開催のめどは立っていない。むつみ演習場に候補地が決まった当初から取材に携わってきた。集めた資料や記事のスクラップファイルは16冊、取材ノートは15冊に及んだ。住民の疑問や憤り、あきれそのものだ。地元の理解を重視してきたというなら、防衛省は終わった話にするのではなく、きちんと説明すべきだ。」

 私も、県議に戻って、昨年の6月県議会からほぼ毎議会イージス・アショアの問題を取り上げ、可能な限り防衛省の説明会や住民団体が行った学習会、住民団体と防衛省や県との懇談の場に足を運んできました。

 私も、イージス・アショア関連のファイルは10冊を超えました。

 私は、9月県議会で、イージス・アショアについて「配備断念後、防衛省は、地元説明会を開催していないことにどう対処しているのか」と質しました。

 内海総務部長は、「地元説明会については、これまで大変苦慮しながら対応してきた地元に対し、丁寧に説明をしていただくよう(中略)国に重ねて求めているところだ。」と答えました。

 私は、県議として、県は再度、防衛省に、イージス断念の経緯を地元に説明する機会を設けるよう要請すべきだと訴えます。

 県も萩市も阿武町も防衛省にイージス断念の経緯を説明する場の開催を求めています。

 山口県選出の岸防衛大臣は、新年早々にも、これら地元の声に応えて、イージス断念の経緯を説明する地元説明会を開催すべき時です。

 イージス・アショア配備断念問題に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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