ブログ

「上関大橋の段差」橋台の鋼材破断の可能性が指摘される

 11月15日の中国新聞デジタルは、上関大橋に高低差約20センチの段差が生じている問題を次のように報じました。
 「調査には、中国地方整備局職員や山口大学大学院の麻生稔彦教授(橋りょう工学)、橋の施工業者たちが同行。路面や桁の内部を目視点検したところ、本土の室津半島側の桁が約20センチせり上がり、逆に橋中央部がシーソーのように約1センチ沈んでいたという。構造上の異常は見当たらず、原因は特定できなかった。」
 この新聞報道を読んだという県民の方から次のようなメールをいただきました。
 「原因として重量車両が夕方暗くなってから通過したためではないか?住民で重量車両の通過を目撃した人はいないか?行政に重量車両の通行許可申請等は出ていなかったのか?」
 特殊車両等は、県土木建築事務所に通行許可申請を行う制度があります。上関大橋に段差が出来る前に、通行許可申請等が行われていなかったのかについて、土木建築部に調査を依頼しました。
 18日の朝日新聞は、「橋桁が浮き上がった原因は調査中だが、15日に現地調査した山口大大学院の麻生稔彦教授(構造工学)から、橋桁を本土側で支える橋台の鋼材が破断した可能性を指摘されているという。」と報じました。
 この報道に対し、先述した県民の方から「橋中央部に重量物が載ると、中央部で二つの橋台を固定している鋼材に破断が起き、中央部から真っ二つに折れる危険はないのか」との指摘を受けました。この点について、県土木建築部に問いただしていきたいと思います。
 いずれにしても、上関大橋周辺の住民の方の生活に甚大な影響が及んでいます。橋の復旧は急がれますが、十分に原因調査を行った上で、十分に復旧対策を行う必要があります。
 上関大橋の段差が生じた問題に対する皆さんのご意見を引き続きお聞かせ下さい。
 

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。