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墜落したF35Bは、岩国基地拠点の121部隊所属機

 8日、しんぶん赤旗日刊紙は、アメリカで墜落したF35Bについて次のように報じました。
 「米本土で9月に空中給油訓練中に墜落したF35Bステルス戦闘機は、米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)を拠点としている第121海兵戦闘攻撃中隊(VMFA121)に所属していたことが分かりました。海兵隊によると、F35Bは9月29日(現地時間)、米カリフォルニア州でKC130空中給油機と接触し、墜落。パイロットは脱出し、KC130は緊急着陸しました。海兵隊は米海軍協会ニュース(1日付)で、事故機は第121海兵攻撃中隊の所属だと言明。同部隊は2017年1月から岩国基地を拠点にしています。これについて防衛省も6日、関係自治体に事故機が『岩国所属だった』ことを認めました。同時に、『事故当時は岩国には所属していなかった』と説明。また、在日米海兵隊(第3海兵遠征軍)は本紙の取材に、『事故を起こした航空機は配置換えの最中であり、岩国に戻る予定はない』と回答し、責任回避の姿勢を示しました。一方、121中隊の公式サイトは、7日時点でも所属を『岩国』と明記。さらに本紙は同日、岩国基地内の121中隊事務所に電話で確認したところ、米軍の担当者は『ここは121のオフィスだ』と回答。121中隊そのものは引き続き、岩国所属です。岩国基地所属機は16年4月と18年12月に空中給油訓練で接触・墜落事故を相次いで引き起こしています。さらに海兵隊は今年10月以降、F35B機を追加配備し、32機に大増強する計画です。こうした計画は撤回し、121中隊を含む岩国基地の責任の所在を含め、事故原因の徹底究明が求められます。」
 米側からの情報提供として、中国四国防衛局は、6日、米国カリフォルニア州で発生した米海兵隊F35Bの墜落事故について「かつて在日米海兵隊岩国基地所属であったが、」「事故当時、F35Bは在日米海兵隊の下で運用されておらず、またパイロットは岩国基地所属ではなかった」と山口県に報告しています。
 しんぶん赤旗は、「墜落したF35Bは、米海兵隊岩国基地を拠点としている第121海兵戦闘攻撃中隊(VMFA121)に所属していたことが分かった」と報じました。
 山口県は、事故機は第121海兵隊戦闘攻撃中隊所属機であったのかどうか国に照会すべきです。
 また、第121海兵隊戦闘攻撃中隊は、引き続き、岩国基地所属かどうかも照会すべきです。
 その結果を県民に公開すべきです。
 事故機が、第121海兵隊戦闘攻撃中隊所属であり、第121海兵隊戦闘攻撃中隊は岩国所属でありながら、「事故当時、F35Bは、在日米海兵隊の下で運用されておらず、またパイロットは岩国基地の所属ではなかった」との説明は、どういう意味なのか。県は、詳しく、国に内容を照会すべきです。結果を県民に公開すべきです。
 岩国市のホームページは、平成元年12月1日現在として、岩国基地の海兵隊に第121海兵隊戦闘攻撃中隊が所属しているとしています。
 いずれにしても、事故機が、過去、岩国基地周辺を飛行してた可能性は高く、今回の事故に鑑み、F35Bの追加配備計画は撤回されるべきです。県は、追加配備に理解を示した姿勢を撤回すべきです。
 この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
 

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