議員日誌

イージス秋田市配備断念

 今朝のしんぶん赤旗日刊紙は、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の秋田市への配備について次のように報じました。

 「陸上配備型迎撃ミサイルシステム『イージス・アショア』をめぐり、防衛省が陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)への配備を断念したことが6日、分かりました。複数の政府関係者が明らかにしました。一方、同省は、秋田県内の国有地を軸に新たな候補地の選定を急いでおり、秋田、山口両県への配備という路線に固執しています。同省は、昨年6月、新屋演習場を最終地とする調査結果を発表しましたが、地元への説明資料に誤りが発見。秋田、青森、山形3県の20カ所の国有地で、5月31日を期限に再調査を実施しています。ただ、新屋演習場については、住宅地や学校に近接していることなどへの懸念に加え、同省のずさんな調査への不信感もあり、住民が強く反対。秋田県の佐竹敬久知事や自民党秋田県連も、配備の見直しを求めていました。同省は今後、再調査の結果を踏まえ、新たな配備先の検討を進めます。秋田県外の候補地は、レーダーに死角が生じるなどの理由で、対象から外れる見通しです。新屋演習場への配備撤回により、防衛省が既に『適地』と判断した陸自むつみ演習場(山口県萩市、阿武町)への配備方針につても、見直しを求める声が強まる可能性があります。」

 朝日新聞のインタビューに、花田憲彦阿武町長はイージス・アショア配備に反対する理由を次のように述べています。

 「イージス・アショアが住民の生活圏とあまりに近いからだ。演習場から最も近い民家まで100メートル以内。数百メートルしか離れていない所には集落もある。ミサイル基地があれば、他国から攻撃される可能性が高まる。そういう所に住みたいと多くの人は思わないでしょう。移住・定住政策に影響を与え、まちづくりが深刻な打撃を受ける」

 私は、昨年秋に、秋田県新屋演習場周辺を反対住民の方々と視察しました。

 新屋演習場周辺に立って、「この地にイージスを設置することは考えられない」と感じました。

 密集の度合いは違いますが、むつみ演習場周辺にも、住宅、集落、農地、小学校、保育園などが立地しています。

 イージスの新屋断念は、当然ですが、同時に、むつみも見直す時です。

 防衛省が、イージス・アショアをめぐり秋田市新屋演習場が断念したとの報道が、今日、一斉に報じられいます。

 私は、この報道を歓迎すると同時に、むつみ演習場への配備も見直すべきだと感じました。皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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