海底炭鉱「長生炭鉱」水没事故の犠牲者は、183名。その内136名が朝鮮人労働者でした。「長生炭鉱の『水非常』を歴史に刻む会」は、朝鮮人犠牲者の遺族を招いて毎年追悼集会を開催しています。1日、水没事故78周年犠牲者追悼集会が開かれました。
韓国遺族会の皆さんが犠牲者に祈りを捧げています
韓国遺族会の楊玄は「国家間の利害関係を優先するのではなく、人道主義的な次元で今からでも遺骨発掘の事業に積極的に参加してくださることを要求致します」と挨拶しました。
韓国遺族会の楊会長が挨拶を述べています
追悼集会に韓国行政安全部過去関連業務支援団から鄭九彰団長が初めて参加しました。鄭団長は「日本政府は韓国人犠牲者へ誠意ある謝罪と反省を見せなければなりません。誠意ある謝罪と反省の上、被害者遺族たちによる寛容なる許しを受けるとき、未来志向的な日韓関係が形成されることになるでしょう」と追悼の辞を述べました。
在日韓国人三世で舞踏家の朴曜子さんの「祈りの舞」が披露されました。
舞踏家・朴さんの祈りの舞です
第二部では、「日帝強制動員&平和研究会」研究委員の許光茂さんが、韓国政府が長生炭鉱水没事故調査を行った経緯を講演しました。
許さんの講演会。100人を越す参加者でした
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