SNSで、「MONGOL800の『小さな恋のうた』をオマージュした映画が上映されているらしい」と分かったので、映画「小さな恋のうた」が宇部市内で上映していると知り、妻と一緒に先日観てきました。
妻が、映画館を出るなり「とっても良かった」と感想を述べ、私も嬉しくなりました。
沖縄を舞台に、現代の高校生が、MONGOL800の「小さな恋のうた」「あなたに」などを作り、演奏するという物語です。
映画のパンフレットに「等身大の沖縄が描かれている」とありましたが、沖縄問題を知る入門的映画としても中高生や20代の皆さんに見ていただきたい映画です。
ロックミュージックは「ラブ&ピース」と言いますが、この映画で描かれてている最大のテーマは、「愛と平和」でした。
映画の中で、交通事故で亡くなったバンド仲間が生前残した曲に歌詞をつけた彼らのオリジナル曲として演奏された「SAYONARA DOLL」の歌詞に心を奪われました。
ちなみに「SAYONARA DOLL」は、沖縄の米軍基地内で売られているお土産の人形で、表面に長い紙が巻いてあり、その紙に、メッセージを書いて、相手に渡すもののようです。
基地を移動する米兵や軍属が、沖縄に残る友人にメッセージを渡すときなどに使われているようです。
「SAYONARA DOLL」はこう歌っています。
「争いは金を生み 悲しみや憎しみだけが残る 弱い者を盾に槍をつく 平和を餌に蟻が集る」
実際の歌詞は、「小さな恋のうた」を始め、MONGOL800の楽曲のほとんどの作詞を担当しているボーカルとベースの上江洌清作さんによるものですが、清作の沖縄の現実での熱いメッセージが集約された言葉だと思います。
「弱い者を盾に槍をつく」社会が一日も早く解決され、明るい未来がやってくることを願ってやみません。
昨日は、山口県議会の立憲議連の各議員さんと一緒に、前岩国市議である田村順玄さんのお話をお聞きしました。
「確実に沖縄化しつつある岩国」の実態をリアルに学ぶことができました。
私は、山口県議会議員として、山口県で「弱い者を盾に槍をつく」状況が少しでも改善されるよう力を尽くす決意を新たにしています。
映画「小さな恋のうた」一人でも多くの方に観ていただきたいと思います。
これから観たい映画は、6月28日上映の「新聞記者」です。
この映画は、望月衣塑子さんの「新聞記者」を原案として作成されたものです。
6月議会閉会日に上映です。6月議会をしっかり務めて映画「新聞記者」を観たいと思います。
映画は、心を豊かにしてくれます。皆さんは、最近どの映画に感動しましたか、感想をお聞かせ下さい。
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