昨日、日本共産党山口県委員会主催で「イージス・アショア許すな」宣伝を現地、萩市・阿武町で行いました。
私は、五十嵐萩市議と一緒に、萩市内で街頭宣伝を行いました。
萩市内での「イージス・アショア許すな」宣伝
私が行った演説の要旨は以下の通りです。
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日本共産党の前県議会議員の藤本です。この場所でお訴えします。
防衛省の来年度概算要求には、陸上配備型迎撃システム「イージス・アショア」本体を2基導入するために2352億円もの関連経費が計上されています。しかし、配備候補地としている秋田県や山口県では、電磁波の影響やテロ攻撃の標的になることへの不安とともに、「北朝鮮情勢が変わっているのになぜ必要か」という批判が噴出しています。
日本共産党の山下芳生副委員長参議院本会議で「地元や住民の合意なしに計画を進めることなどあってはなりません。米側の武器購入要求に唯々諾々と応じ、朝鮮半島の平和と安定に背を向け、逆に情勢を悪化させることになるイージス・アショアの配備は中止することを強く求めます。」と安倍首相に建設中止を強く求めました。
地元阿武町では、宇生賀地区の16の自治会長らが「配備計画の撤回を求める請願」を町議会に提出し、9月20日、町議会は全会一致で採択しました。同日花田町長は「まちづくりに逆行する」と反対を表明しました。
花田町長は、日本共産党の機関紙「赤旗」のインタビューでこう語っています。「町民の信託を受けて町長に就任した私の大義は、町民の安心・安全の確保です。それを脅かすものを排除するのは町長として当然の責務です。」と語っています。私たちは、町長の判断を支持して力を尽くします。
防衛省の適地調査が開始されました。宇生賀中央自治会は調査の協力はできないとボーリング調査に応じておられません。
萩市議会全員協議会での宮内議員の質疑に対し五味戦略企画課長は、発射後の、2段目、3段目ミサイルについて、『絶対に陸上に落ちないのかということは、色々な条件があるので必ずしも100%ではないということも考えられる』と答えました。
萩市議会全員協議会の場で、日本共産党の宮内議員が、「計画に反対する住民の声も適地としての判断要素になるのか」と質し、五味課長は、「適地かどうか判断する上で住民の皆さんの理解は重要な要素となる」と答えました。この点で、阿武町の花田町長の「配備反対」の表明は、防衛省が行う適地かどうかの判断において、重大な要素になります。
建設反対の声を更に強めてイージス・アショアをストップしましょう。
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イージス・アショアに対する皆さんのご意見を引き続きお寄せ下さい。
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