議員日誌

二見伸明さんの言葉

 今朝のしんぶん赤旗日刊紙に、「デニー候補に期待」として元公明党副委員長・元運輸大臣の二見伸明さんのインタビュー記事が掲載されていました。

 「沖縄の学会員にいいたい。創価学会の理念と自民党の候補を応援することに矛盾を感じないかと。自民党の候補を応援することは、沖縄を半永久的にアメリカの軍事基地にするということ。それでいいのかと。学会員に向けた私のツイッター(『平和な島沖縄に保守も革新もない』8月9日付け、『今の公明は立党の原点を放棄した』9月1日付など)には、予想以上のリツイートがありました。学会員は一生懸命応援すれば功徳があると思っているのだろうけど、選挙運動は仏教修行じゃない。ましてや、辺野古に半永久的な軍事基地を造ろうという候補者を応援してご利益があるはずないじゃないか。自分の頭でちゃんと判断してほしい。自由で平等で平和な沖縄をつくることこそ、仏法に合致するというものです。」

 私は、浄土真宗本願寺派山口教区会議員を務めています。

 武蔵野大学名誉教授の山崎龍明氏の「平和への道 憲法9条は仏の願い」の中にこのような文章があります。

 「あらゆる信仰、宗教の根源には『いのち』の問題がある。これらを問うことのできる教学理念の構築がはかられなければならない。教学理念は教団を映す鏡である。教団が社会的生命を失っているということは、その教学も枯渇しているということである。」

 真宗大谷派は、8月9日に、「すべての人々が共に尊重し合い、認め合うことができる社会の実現に向けた要望書」を安倍氏総理大臣に提出しました。内容は、自民党の杉田衆議院議員の発言に対するものです。要望書は、次のように書いています。

 「『生産性』という基準により人間に優劣をつけることは、基本的人権を否定することであり、優生思想とも無関係ではありません。そのため、『生産性』という一方的な視点で人間を価値づける今回の発言について、私たちは看過することはできません。以上、今回の発言が内包する問題性を真摯に受け止められ、すべての人びとが共に尊重し合い、認め合うことができる社会を実現すべく、誠実な取り組みが進められるますよう要望いたします。」

 同じ真宗の宗派が、このような要望書を安倍首相に提出したことを評価するものです。

 私は、同様の要望書を本願派が政府に出せなかった理由について14日に山口別院で行われる総局参加の「公聴会」で質問したいと思っています。

 私は、「仏説無量寿経」にある「兵戈無用」(兵隊も武器もない社会)を心に拠り所としています。

 二見さんがおしゃるように「自由で平等で平和な沖縄をつくることこそ、仏法に合致する」道だと思います。

 私は、一人の真宗門徒として玉城デニーさんを応援します。

 

 

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