議員日誌

政治とみらいを語り合うつどい

 日本共産党宇部市西部後援会主催で「政治とみらいを語り合うつどい」が行われ参加しました。

 私は、国政と県政の問題を訴えました。

政治と未来を語るつどい

日本共産党宇部市西部後援会主催のつどいに参加

 私が訴えた趣旨はは以下の通りです。

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 日本共産党の集いにご参加の皆さんこんにちは。日本共産党前県議の藤本です。次回の県議選は来年のちょうど今頃です。宇部市の県議の議席を必ず奪還する決意で、頑張ってまいります。
 まず、国政の問題です。日本テレビの調査で安倍内閣の支持率は30.3%。安倍政権の土台が大きく揺らぐ大激動の情勢です。私たちは、市民と野党の共闘の力で安倍政権を退陣に追い込んでいきたいと思います。
 国民の怒りが沸騰している最大の問題は森友公文書改ざん問題です。
 公文書とは、主権者である国民の皆さんの知的共有財産です。それを改ざんするということは、憲法の原理である国民主権を破壊する行為です。改ざんした文書を国会に資料として提出することは、行政府が立法府を欺く行為です。森友公文書改ざん問題は、国民主権と議会制民主主義を壊す憲法違反の歴史的犯罪行為です。絶対にあいまいにしてはなりません。
 安倍首相は、「書き換え前の文書を見ても、私や妻が関わっていないことは明らかだ」と答弁します。しかし、改ざん前の文書には、昭恵さんが現地を視察し、「いい土地ですから前に進めてください」と語ったことが明記されています。昨年2月安倍首相は、「私や妻が関係していたなら首相も議員もやめる」と答弁しました。あの答弁以来、安倍首相の関与を隠そうとして公文書の改ざんが始まったことは明らかです。
 市民と野党の力で、佐川前理財局長の証人喚問が27日に実現しました。資料1にあるように佐川氏の答弁が虚偽であったことは改ざん前の文書で明らかになりました。改ざんは誰のために行ったのか、8億円もの国有地値引き売却にどんな政治的圧力が働いたのか佐川氏は証言すべきです。
 前川前文科政務次官を講師に招いた中学校の授業に、異常な圧力をかけた文科省。南スーダンのPKO日報を隠ぺいした防衛省。裁量労働制のデータねつ造を行った厚労省。今、安倍政権の強権政治の「毒」が政治全体に回っています。 「毒」の正体は、憲法を無視する毒です。憲法を壊す安倍内閣の総辞職を実現していきましょう。
 県内で憲法をないがしろにする政治が横行しています。第一は、原発問題です。福島原発事故から7年が経過しましたが、5万人以上が避難生活を続け、原発事故関連しは2200人を超えました。私は、原発こそ憲法で保障する生存権を侵害する最大の害悪だと思います。
 23日に、九州電力・玄海原発3号機が再稼働しました。現在、高浜、川内、大飯と6機の原発が稼働しています。
 政府は、2014年4月に第4次エネルギー基本計画を閣議決定しました。200年度の電源構成で原発の割合を20~22%にする内容です。そのためには、30機程度の原発の稼働が必要です。
 今年中にも安倍政権はエネルギー基本計画を改定しようとしていますが、安倍政権は計画の中に原発の再稼働だけでなく、新増設を明記する方針だとたびたび報道されています。
 資料2にあるように、原発ゼロを求める国民は約8割いるのです。
 小泉、細川元総理が顧問を務める「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」が「原発ゼロ基本法案」を提案しました。法案の「肝」は「運転している原発はただちに停止する」「原発の再稼働は一切認めない」点です。この「肝」をそのままに日本共産党、立憲民主党、自由党、社民党は、国会に「原発ゼロ基本法案」を国会に提出しました。この法案を成立させ、上関原発のない、日本を実現していきましょう。
 憲法無視の県内での問題の第二は、萩市の陸上自衛隊むつみ演習場に建設予定のミサイル基地「イージス・アショア」についてです。
 萩市に建設されようとしているミサイル基地「イージス・アショア」は、迎撃ミサイルと同時に射程900キロの長距離巡航ミサイルを搭載できるものになる可能性があります。資料3にあるように、秋田市からはロシアのウラジオストクが、萩市からは、北朝鮮全土にミサイルが届きます。
 政府は、「他国を攻撃するような、攻撃的な脅威を与えるような武器を持っているということは、憲法の趣旨とするところではない」と敵基地攻撃能力の保有は憲法違反と答弁してきました。
 朝日新聞は今月「『イージス・アショア』の配備計画など北朝鮮の軍事的脅威を前提にしてきた安倍政権の安全保障政策が問われかねない恐れも出ている」と報じました。国際情勢は、今、圧力から対話へと大きく動こうとしています。この中で、他国を攻撃できる憲法違反のミサイル基地を萩市に作るべきではありません。安倍政治いいなり県政を転換しましょう。

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 二人でも三人でもお集まりいただきましたら、お話に出向きます。

 私を囲むつどいを開きたいという方はご連絡いただければ幸いです。

 本ブログのトップページの「問い合わせ」から私に連絡が取れます。

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