議員日誌

「安倍9条改憲No!全国市民アクションうべ」スタート集会&学習会

 昨日、宇部市内で「安倍9条改憲No!全国市民アクションうべ」スタート集会&学習会が行われ120名の市民が参加しました。

 集会では、渡辺治一橋大学名誉教授が「かつてない市民の共同で、安倍改憲を阻もう!」と題して記念講演を行いました。

市民アクションスターと集会

市民アクションうべスタート集会での渡辺さん

 渡辺さんは、昨年の5月3日に安倍首相が行った改憲提言には、3つの特徴があると述べました。

 一つは、2020年末なでに改憲施行を行うという期限をきったこと。

 二つは、9条1項2項は残し3項を書き込むという加憲型であること。

 三つは、教育の無償化という飴を国民に提起したこと。

 渡辺さんは、「加憲論は、公明党を取り込むためであり、教育の無償化については、維新の会を取り込み改憲発議を有利に運びたい狙いがある」と語りました。

 渡辺さんは、「先の総選挙は、改憲が初めて争点となった選挙だった」と振り返ります。

 自民党は結党以来、総選挙の重点で改憲を掲げたました。

 渡辺さんは、「立憲民主党の結党で、安倍首相のねらいは半分失敗した」「安倍首相の市民と野党の共同分断の狙いは、失敗に終わった」と語りました。

 渡辺さんは、立憲民主党躍進の背景には「市民と野党の共同に共感する市民の立ち上がりと、安倍政権の悪政に対する期待の広がりがあった」と話しました。

 渡辺さんは、「山口県は、自民党の比例得票率が全国トップであり、昨年12月の日経新聞の調査では、9条改憲賛成が全国トップだった。しかし、昨年10月の朝日新聞の調査では、総選挙で希望の党に投票した人の6割強が、公明党に投票した人の3割強が、自民党に投票した人の1割強が、憲法改正に反対である。保守層が全国的にも厚い山口県で安倍9条改憲NO!の世論を広げる意義は大きい。」と訴えました。

 最後に、渡辺さんは、「安倍9条改憲NO!全国統一署名は、これから開かれる通常国会中に改憲発議ができない状況をつくる意義があるもの。宇部市で全国市民アクションの地域組織が出来た意義は大きい。必ず3000万署名を成功させよう。」と訴えました。

 私は、市民アクションうべの母体の一つである総がかり行動うべの事務局長として集会の準備にあたってきました。渡辺さんの話しには勇気をいただきました。

 市民と野党の共闘を広げに広げ、安倍9条改憲No13000万署名を宇部市で大きく成功させたいと思っています。

 皆さんのご協力をお願いいたします。

 

 

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