議員日誌

F35戦闘機岩国配備

 今朝の毎日新聞は「米軍が最新鋭ステルス戦闘機F35を岩国基地(岩国市)に配備する計画について、県と岩国市は19日、外務、防衛両政務官が22日に県庁などを訪れ、同基地での運用などを説明すると発表した。」と報道しました。

 毎日新聞は、「F35の配備については2012年12月に、当時のバネッタ国防長官が17年1月の岩国基地配備を講演で明らかにするなど米側の意向は示されてきたが、防衛省などは『通告を受けていない』などと言明を避けており、市民から反対や疑念の声も上がった。」と報じています。

 私も、米首脳がF35の岩国配備を認めている事実を基に、県議会一般質問で事実関係を質問したことがあります。

 しかし、米軍も防衛省もF35の岩国配備を認めてきませんでした。

 米軍は、F35の岩国配備を、4年以上前に決めているのに、配備予定の約半年前のこの時期にならなければ地元に説明できないという事実に憤りを感じます。

 米軍は、地元に十分説明しないまま、当初の計画通りに、F35の岩国配備を進める。

 米軍と防衛省の地元軽視は甚だしいと言わなければなりません。

 山口県は、「岩国基地の今以上の基地機能の強化は認められない」を基地問題の基本スタンスにしています。

 F35の岩国配備は、日米ガイドラインになかったことです。

 空母艦載機部隊の移駐については、いろいろな協議などが行われてきましたが、F35の岩国配備は、明確に、「岩国基地の今以上の基地機能の強化」に当たることは明らかであり、県は、22日に明確に拒否する姿勢を示すべきです。

 岩国の沖縄化が強化されようとしています。

 オール沖縄のような、岩国の実情を憂う共闘を県内で広げていこうではありませんか。

 F35の岩国配備を皆さんはどのようにお考えですか。

・・・

 さて、私は、今日から、第64回日本PTA全国研究大会徳島うずしお大会に参加のため徳島に出発します。

 京都精華大学学長の竹宮惠子先生の記念講演が楽しみです。

 明日には帰ってきますので、明日以降のブログで大会の様子は報告していきます。

 

 

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