私の車には、数年前から「無事カエル」の文字とともにかえるのイラストが描かれた子ども見守りネットワークのマグネットシートが貼られています。
先日、子どもたちが私の車を見て「ど根性ガエルの車だ」と言いました。
そうです。今、日本テレビ系で、実写版の「ど根性ガエル」放映されているからです。
明日が最終回ですが。
「県政をかえる、県政へかえる」をキャッチフレーズに活動している私としては、「ど根性ガエル」はチェックしておこうと思い立ちました。
現在、書店で手に入る「ど根性ガエル」集英社文庫(コミック版)の1・2巻と角川SSCムック「ど根性ガエルDVDブック」を見ています。
「ど根性ガエル」の漫画の掲載が始まったのが、1970年、アニメが始まったのが1972年です。
DVDを観て、自分も小学生の時代「ど根性ガエル」を観ていたことを思い出しました。
漫画は、初めて触れましたが、当時のナンセンスが笑いに浸っています。
原作誕生45年の「ど根性ガエル」はとにかく、私を小学生の時代に戻してくれます。
ゴリライモも五郎も学帽をかぶっています。
おまけにゴリライモは下駄を履いています。
DVDブックには、原作者の吉沢やすみさんのインタビューが掲載されています。
「モデルにしたのは山田洋次監督や森崎東監督が撮っていた松竹の喜劇映画です。」
山田洋次監督の初期の喜劇作品を観ている私は、なるほどと思いました。
DVDブックのイントロダクションに「平面ガエルのピョン吉と中学2年生の主人公・ひろしとの葛藤と友情。ひろしとヒロインの京子ちゃんの恋愛模様と、そこに絡んでくる転校生のくに子ちゃんとの関係。番長のゴリライモとひろしの意地のぶつかり合い。ひろしと五郎の上下関係。大人のキャラクターに目を転じると、美人教師ヨシコ先生をめぐる同僚教師の南先生と宝ずしの梅さんの三角関係などのラブコメ的要素、教師生活25年の町田先生に代表される、どこか滑稽でありながらも、大人の悲哀を感じさせる要素・・・。ここに挙げきれないキャラクターたちのあふれるヒューマニズム、そして根幹にある『ど根性』、実にバラエティに富んだストーリーが描かれています。」とありますが、そのことを実感しました。
1970年の始めは、戦後25年、民主主義が花開いた時代といえます。自由で伸びやかな時代に私は子ども時代を過ごしていたことが分かりました。
1970年を起点にするならば、ひろしは、そのまま成長していれば還暦を迎える年代です。
私も50歳となりましたが、1970年代を伸び伸び闊歩したひろしにこの作品によって大いに励まされている自分に気づかされます。
そして、今を生きる「ど根性」をひろしから受け取る自分にも気づかされます。
ひろし先輩、私は、今、「ど根性」を出して、再び日本が戦争の惨禍に巻き込まれない社会にしていくために頑張っています。
これからも「ど根性ガエル」の精神で物事に体当たりしていきたいと思います。
これからの人生、「ど根性ガエル」を読んで、観て、大いに笑い、歩んでいこうと思います。
ひろし先輩「ど根性」をありがとうございます。
当面は、明日の実写版の最終回を楽しみにしている今日です。
「ど根性ガエル」ファンの皆さん、感想をお聞かせ下さい。
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