議員日誌

F35配備問題で岩国市は「配備未決定」と答弁

 7月31日、米海兵隊が、最新鋭ステルス戦闘機F3510機が実践可能となる「初期運用能力」を獲得したことを発表しました。

 関係者は「岩国が米軍外で最初のF35の配備先になる可能性が高い」との見方を示したとの報道があります。

 更に、8月25日、「米太平洋艦隊のスウィフト司令官は、海兵隊の最新鋭ステルス戦闘機F35が「来年か再来年」に太平洋地地域に配備さることを明らかにした」との報道があります。

 報道はF35の配備について「米軍佐世保基地の強襲揚陸艦『ボノム・リシァール』の後継艦交代に合わせて実施されるといい、配備先は同艦と共に運用される海兵隊の戦闘攻撃機部隊が常駐する岩国基地となる見通し」と報道しています。

 更に、報道はF35が「初期運用能力」を獲得したことに関して「10機は米本土アリゾナ州の第121戦闘攻撃飛行隊に配備され、同隊は今後、岩国に移駐してF35を運用する予定」と報じています。

 この問題が、岩国市議会で議論されました。

 田村議員の質問に高田基地政策担当部長が「報道について承知しているが、配備先について米側から国に正式な通知を受けておらず、岩国基地への配備が決まっているとは認識していない」と答えたと報じられています。

 田村議員は、「岩国基地滑走路東側誘導路そばに昨年8月から耐火コンクリートのF35B用の離着陸施設が建設されている」ことなどを指摘したとも報じられています。

 岩国の沖縄化が進められ、被害を受けるのは県民=岩国市民です。

 岩国市の照会に、国や米軍は真摯に答えるべきです。

 既成事実化が進められる一方、住民には何も説明されない状況が今後も続くことは問題です。

 今後、この問題は県議会でも取り上げられるでしょう。

 県は、国を通じて、この問題の事実を解明し、事実を県民・市民に伝えるべきだと思います。

 F35が岩国基地に配備されようとしています。正式な回答が米軍からないことを理由に国が事実を認めようとしていません。

 このことを皆さんはどのようにお考えですか、お教え下さい。

 

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