違憲の戦争法案を廃案にするために、学生と学者・教職員の共同が広がっています。
しんぶん赤旗の調査(7月20日現在)で、教職員有志で戦争法案に反対する声明を出した大学は18です。
私の母校、日本福祉大学や、地元の山口大学も戦争法案反対の声明を出しています。
中でも「京都大学有志の会」の声明文が大きな話題を生んでいます。
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「自由と平和のための京都大学有志の会」の声明文
戦争は、防衛を名目に始まる。
戦争は、兵器産業に冨をもたらす。
戦争は、すぐに制御が効かなくなる。
戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。
戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。
戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。
精神は、操作の対象物ではない。
生命は、誰からの持ち駒ではない。
海は、基地に押しつぶされてはならない。
空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。
血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。
学問は、戦争の武器ではない。
学問は、商売の道具ではない。
学問は、権力の下僕ではない。
生きる場所と考える自由を守り、創るために、私たちはまず、思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはならない。
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この声明文に感銘した埼玉県在住の山岡信幸さんが、こども向けの訳「わたしの『やめて』」を作成し、今話題になっています。
明日は、子ども向けの訳を紹介したいと思います。
京都大学有志の会の声明文に対する感想をお聞かせ下さい。
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