昨日、中国四国防衛局長が来庁し、1月20日に岩国基地内で発生した油漏れ事故について説明を行いました。
以下、私の所に届いた大谷総務部理事からの「報告」を引用します。
芹澤局長は「このたび岩国飛行場内で発生した航空機用燃料の油漏れについて、基地の外に流れ出しはしなかったものの、結果として皆様にご心配をおかけしたことを反省している」と述べました。
今後の対応として、芹澤局長は「3月3日の県からの要請も踏まえ、今後、このような事象が発生した場合においては、岩国市のみならず、山口県へも速やかに情報提供する。現在、油漏れについて原因の調査を進めているところであり、その説明時期について、説明できる環境が整い次第、お知らせする」などと説明しました。
村岡知事は、「今回は、結果的に周辺への影響はなかったということではあるが、かなりまとまった量の燃料が漏れたということであり、一歩間違えば、基地周辺地域に重大な影響を及ぼすおそれが生じかねないと心配していた。こうした事案が発生しないよう施行監理の徹底に是非努めていただきたい。今回のような特異な事案が発生した際に、速やかに県の方にお知らせいただければ、良好な環境を保全する職責を担う県として必要な対応を検討し、万全を期することができる。県に対する速やかな情報提供を改めてお願いしたい。現在、原因究明を進められているとのことだが、原因が判明した後には、速やかに事務方で説明を受けられるようにお願いしたい。」などと発言しました。
この事故は、日本共産党に内部告発のハガキが届き、私が議会で取り上げる過程の中で、問題が明らかになってきました。
12日には、日本共産党県委員会と県議団で、中国四国防衛局にこの事故に関する申し入れを行ったところです。
事故原因の全容が一日も早く解明され、山口県と岩国市に説明され、県民の安全が図られることを願っています。
この事故に関する皆さんのご意見を引き続きお寄せ下さい。
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