本日、山口県立大学内にある「やまぐち中山間地域づくりサポートセンター(以下サポートセンター)」を視察しました。
サポートセンターがスタートしたのは、平成23年度当初です。
県からの受託事業として、県内大学生等による中山間地域の支援活動を行っています。
今年度は、15地域で活動を行っています。
その他、県外大学による地域づくりの支援を行っています。
今年度は、明治大学と法政大学が柱島などの地域づくりを支援しています。
また、民間企業による地域づくりの支援を行っています。
今年度は5地域で活動を行っています。
更に、地域づくりに対して、アドバイザー等の派遣事業を行っています。
現在46人が登録し、7地域でアドバイザー等の派遣事業が行われています。
大学生などの支援を地域づくりに生かすには、地道な活動を定着させることが重要だということが県立大学の担当者から話されました。
その点では、県の支援による夢プランづくりや大学生の支援を受けた後の地域づくりを応援する集落支援員や地域おこし協力隊の充実が必要だと感じました。
平成25年度の政府の資料で、集落支援員が全国で一番多いのが、島根県の61名です。山口県は10名ですので大きな差があります。
また、7府県で都道府県独自の集落支援員が配置されています。山口県でも検討すべきではないかと感じました。
地域おこし協力隊が全国で一番多いのが、北海道の168名です。山口県は13名ですので大きな差があります。
4府県では、都道府県独自に地域おこし協力隊を配置しています。山口県でも検討すべきではないかと感じました。
また、島根県中山間地域づくりセンターが開発した校区ごとの将来人口を予想するソフトを県内でも継続的に活用し、様々な県内での取り組みが定住に結びついているのかの検証を行う必要があると感じます。
これらのデータを明らかにした上で、大学や県や市町の取組みを中期的に検証し、それぞれの成果を明らかにする必要があると感じます。
そして、県内での成果を県内に広げていく取組が重要だと思います。
今後とも県内大学と連携して中山間地域づくりを進めていく取組は重要だと思いました。
県立大学をはじめとした県内大学との連携が進み、中山間地域に人々の笑顔が増える山口県になることを願う視察となりました。
中山間地域づくりの振興に皆さんはどのような取り組みが必要だと思われますか。
皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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