議員日誌

山口県身体障害者福祉センター体育館を視察

 県内の身体障がい者の方から、「車いすバスケットなどが盛んに行われている身体障害者福祉センター体育館の床がコンクリートで転倒時に危険。老朽化しており建て替えを検討してほしい」との要望が私に届きました。

 本日、山口県身体障害者福祉センター体育館を視察しました。

 県身体障害者福祉センター体育館は、昭和49年に設置され築40年となっています。

 中国5県の障害者スポーツ施設の中でも一番古い建物です。

 体育館では、車椅子バスケットが盛んで、年間3000人前後の利用があります。

 体育館のコンクリート床を視察しました。確かにここで転んだら大変だろうと感じました。

KIMG8304

県身体障害者福祉センター体育館のコンクリート床

 昨年10月には、山口県障害者スポーツ協会から知事と議長あてに「山口県における障害者スポーツの中核施設の新設・充実に対する要望」が提出されました。

 要望書には、「県立身体障害者福祉センターの体育館は、多様で機能的な施設整備を具備しているとはいいがたく、特に、セメント床のため転倒時などの危険性が高く、また床面が平坦でないために車椅子の利用も困難な状態になっているとの指摘が障害者スポーツ団体から数多く寄せられ、当協会も抜本的な改善が必要との認識を深めております。」「山口県における障害者スポーツの普及・振興及び障害者の日々の健康づくりの環境を整えるためにも、中核施設となる「(仮称)山口県立障害者スポーツセンター(体育館及び関係施設)」の新設を強く要望いたします。」とあります。

 県身体障害者福祉センターには、身体障害者厚生相談所があります。この機能は、平成31年度以降、山口市内に移転することが明らかになっています。

 身体障害者更生援護施設、こぐま学級は、平成23年度末で廃止されました。

 県身体障害者福祉センターの本館棟全体が近く役割を終えようとしているのです。

 近い将来、この場所に残るのは、体育館と付属施設のみとなります。

 私は、現場の視察を終え、県障害者スポーツ協会の要望を受け、県身体障害者福祉センターが立地している地に、(仮称)山口県障害者スポーツセンターを新設すべきだと感じました。

 鳥取県には、その名も「鳥取県立障害者体育センター」が設置されています。

 山口国体に向けて、陸上競技場やプールや武道館が県立施設として巨費を投じて建設されました。

 将来に向けて山口県に障害者スポーツの拠点を作ることは県政の重要課題の一つだと感じます。

 皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。