議員日誌

動物農場

 連休に食事で訪れた萩市のオーガニックレストラン「La Ceiba」にジョージ・オーウェルの「動物農場」が置いてありました。

 食事の前後に、パラパラめくり面白そうなので、先日、角川文庫版を購入し、読んでいます。

 ウィキペディアよりあらすじを引用します。

 「人間の農場主が動物たちの利益を搾取していることに気づいた『荘園牧場』の動物たちが、偶発的に起こった革命で人間を追い出し、『豚』の指導の下で『動物主義』に基づく、『動物農場』をつくりあげる。動物たちの仲間社会で安定を得た彼らであったが、不和や争いが絶えず、最後は理解できない混乱と恐怖に陥っていく。」

 雄豚・ナポレオンのモデルは、スターリン。雄豚・スノーボールのモデルはトロツキー。雄豚・メージャー爺さんのモデルはレーニン。だと言われ、この小説は、スターリンへの痛烈な批判を寓話的に描いた物語と言われています。

 日本共産党の社会科学研究所所長の不破哲三さんは自著「マルクスは生きている」で「ソ連の歴史を見るとき、私たちは、1917年の革命後、レーニンが指導した時代と、スターリンの指導に移って以後の時代とを、はっきり区別しています。」「1930年代を、ソ連社会が、社会主義をめざす起動から決定的に離れ去った転換の時期だったと考えています。」と語っています。

 ジョージ・オーウェルがこの小説を書き上げたのは1944年と、角川文庫版の年譜にあります。

 あの当時、寓話とは言え、ジョージ・オーウェルがスターリンの批判を行ったことは先駆的なことだったと思います。

 本書に開高健の文章が掲載されています。

 この中で、開高氏は「反対物を排除した瞬間から、着実に、確実に、潮のように避けようなく変質がはじまる。」と書いています。

 「動物農場」は、自由とは何か、国家とは何かを私たちに語りかけてくれます。

 現在の日本の政治を考えていく上でも大きな示唆を与えてくれます。

 ジョージ・オーウェルのもう一つの代表作「1984年」も読み進めたいと思います。

 ジョージ・オーウェルについて、皆さんの感想をお聞かせ下さい。

 

 

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