議員日誌

県議会総務・企画委員会の審議行われる

 昨日、県議会総務・企画委員会の審議を行いました。
 様々な問題で質疑を行いました。その主なものを報告します。
 第一は、第41回公募全日展の山口県知事賞を3月11日に取り消したことを主催者に通知した問題です。
 第41回公募全日展の山口県知事賞は、作者が実在しないということが発覚し、このような対応を取ることを山口県が判断しました。
 今後、公募全日展が行われ、山口県知事賞を交付してほしいとの要請があった場合の対応について、嘉村文化振興課長は、「他県の動向などを見て慎重に対応したいと答えました。
 私は、山口県知事賞を授与している美術展が何件あるのか質しました。
 文化振興課長は、50以上あるとし、今後は、受賞者の住所氏名などをしっかり確認したいと答えました。
 また、県立美術館に友の会を設置することについて、新年度から設置される見通しであることが明らかになりました。
 美祢ジオパークへの支援について、斎藤地域政策課長は、美祢市と山口大学との連携が取られるようになったことと合わせて、県に美祢ジオパーク支援会議とプロジェクトチームが設置されたことも明らかになりました。
 斎藤課長は、「美祢市は、早ければ来年4月に、日本ジオパーク委員会への申請を行う予定である。しっかり支援していきたい。」と答えました。
 村岡知事と県民との対話集会の開催について、広報広聴課長は、「村岡知事と対話集会を開催する方向で調整していくことになる」との見解を示しました。
 基地問題ではオスプレイ問題の質疑を行いました。
 私は、沖縄県知事がオスプレイの沖縄以外への配備を求めていることに関連し、「岩国基地へオスプレイが配備されることになれば、当然、受け入れ拒否だと思うがいかがか」と質しました。
 小松総務部理事は、「政府からオスプレイの配備の要請があった事実はない」としながら、「万が一、そのような事態になれば、前の例にならい、基地機能強化にあたるかどうか、判断することになる」と答えました、
 岩国市役所に寄せられた基地関連の苦情件数が昭和52年以降で最大になっていることについて磯村基地対策室次長は、「メールなどによる苦情件数が増えている。航空機騒音への苦情は横ばいといった状況」と説明しました。
 私は「沖合移設の効果が出ていないのではないか。これから岩国基地の航空機の機数が倍になる。住民の苦情をしっかり受け止め、今後の判断材料として生かし、基地に改善を求めるなどの対応をしてほしい」と訴えました。

 委員会は終了しましたが、議会は続いています。

 引き続き皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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