議員日誌

とびきり屋見立て帖シリーズ

 山本兼一さんの「とびきり屋見立て帖シリーズ」第一巻「千両花嫁」を読みました。

 山本兼一さんは、映画「火天の城」を観たときに原作者として知り、原作を読みました。

 今冬には、山本さんの直木賞受賞作「利休にたずねよ」が映画化され封切りされるとのことで、原作を読みました。

 山本さんの次なる作品として、今、とびきり屋見立て帖シリーズを読んでいます。

 先程、第一巻「千両花嫁」を読み終わりました。

 久々の時代小説のシリーズものです。

 本ブログで、詳しく述べてきたように、私、高田郁さんの「みをつくし料理帖シリーズ」の大ファンです。

 昨年3月シリーズ7巻目が出版されて以来、1年数ヶ月が経過しました。

 今、首を長くして8巻目を待っています。

 さて、山本さんの「とびきり屋見立て帖」は、幕末の京都の道具屋が舞台。

 新婚の真之介とゆずが「とびきり屋」を切り盛りします。

 お客の中には、新撰組の面々や、坂本龍馬や高杉晋作ななどが登場します。

 主人公は市井の庶民です。庶民の目線から、幕末の京都が描かれています。

 市井の庶民が主人公という点で、「みをつくし料理帖シリーズ」と共通する魅力を私は感じています。

 また、真之介とゆずの成長が見物です。

 駆け落ち同様で、「とびきり屋」をはじめた二人。

 激動の時代、様々な荒波を二人で協力してくぐり抜けていきます。

 第一巻の最後では・・・。これ以上は書けません。

 若い二人に拍手を送る私です。

 1巻を読んでしまった私は、当然、今から2巻「ええもんひとつ」を読みはじめます。

 現在、第三巻「赤絵そうめん」まで刊行されています。

 第4巻・5巻と、長期シリーズを期待しています。

 とても面白いシリーズなので、是非とも映像化を期待しています。

 NHKを始め、関係者の皆さん、よろしくご検討をお願いいたします。

 それでは、「ええもんひとつ」に突入します。

 どんな真之介とゆずに会えることでしょう。

 また、どんな歴史上の人物が登場することでしょう。

 とても楽しみです。

 

 

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