ひょんなことから作家の鯨統一郎に出会い、ここ数日、「作家六波羅一輝の推理」シリーズを読んでいます。
古本屋でシリーズ第一作の「白骨の語り部」を見つけ、読み、本屋で最新作の「湯布院・産土神の殺人」を読みました。
このシリーズは、上川隆也さん主演でドラマシリーズ(土曜ワイド劇場)ともなっているようです。
後半で、謎が解明されるという正真正銘のミステリー小説です。普段はあまりミステリー小説を読まない私ですが、たまにはいいものですね。
謎が分かった時にはスカッとする快感がたまりません。
しかし、このような謎解きを考える鯨さんは見事です。鯨さんの作品だからこそ次も読みたいと思えるのかも知れませんね。
このシリーズは、その土地に残る風土史をテーマにしており、知識が広がります。
編集者の北山みなみと作家六波羅との掛け合いも絶妙です。
このシリーズは、5作あり、残り3作品をどこかで見つけて読破したいと思っています。
ウィキペディアによると、鯨さんの作品群は幅広く歴史をテーマにしたものも数多くあるようです。
今、古典落語を題材にした「幕末時そば伝」を読んでいますが、先のシリーズとは別の作家が書いたと思えるほど違った作風です。
鯨さんは、覆面作家の一人ですが、最近、「努力しないで作家になる方法」というエッセーを出版しています。
この本も読んでみたくなりました。
きっと同世代だと思う鯨さんの本を少しづつ読んでいこうと思う今日この頃です。
鯨ファンの皆さん。一押しの鯨作品をお教え下さい。
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