昨日、日本共産党本部で、「電機等大企業の横暴なリストラを許さない対策会議」が行われ、山口県から私が参加しました。
水戸労働局長が問題提起を行いました。
電機を中心としたリストラは日本全体で、12万人規模となっています。
日本の電機大企業が、技術を台湾や韓国に安易に移転した結果、半導体など世界生産のトップを走っていた日本のものづくりが、危機的状況にあります。
日本の電機産業の危機的な状況の中に、ルネサスのリストラがあり、山口県内での1400名の労働者を対象にしたリストラ計画があることを学びました。
私は、午前中に実行委員会をつくり、リストラを跳ね返すための運動を始めたことを報告しました。
午後、山下芳生参議院議員があいさつしました。
電機大企業リストラ対策会議で発言する山下議員(左)
山下議員は、「中長期的に、日本の電機産業を再構築する方策を提案する必要がある。同時に、リストラに直面している労働者を救う活動が求められている」と訴えました。
ルネサス関連労働者懇談会(ルネサス懇)の代表の報告もありました。
ルネサス懇のホームページにルネサス山口工場の労働者から投稿があったことが報告されました。
投稿には、希望退職の面接の中で、「やめて頂くリストと残っていただくリスト」があり、やめて頂くリストの人には、「君は残って何ができるのか?」と残ることをあきらめさせる様に、課長・部長が面接で追求していることが告発されています。
この事が事実なら、これは退職勧奨に当たるのではないでしょうか。
退職の勧奨は法律で禁止されています。
労働者が退職しない意思を明確にしているのに、退職を執拗に勧奨することは認められていません。
退職勧奨を許さない取り組みがルネサス山口工場で求められていることも学びました。
会議で学習したことをルネサスリストラを跳ね返す今後の取り組みに生かしていきたいと思います。
ルネサスリストラに対する皆さんのご意見を引き続きお聞かせ下さい。
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