議員日誌

厚狭川河川激甚災害対策特別緊急事業の進捗状況について

 平成22年7月の豪雨災害で、厚狭川が氾濫し、厚狭地域で床上浸水などの被害が発生しました。

 日本共産党国会議員団・県議団・山陽小野田市議団・党厚狭支部が協力して、厚狭川の早期改修を求めてきました。

 私も災害発生直後の、平成22年9月議会において、厚狭川の改修を求めたところです。

 その結果、厚狭川が、平成22年12月に「河川激甚災害対策特別緊急事業」に採択されました。

 「激特事業」とは、河川改修を概ね5年間で集中的に実施するものです。

 厚狭川の河川改修は通常では、1年間で1億円台の予算で事業が行われてきましたが、激特事業採択により、5年間で約65億円の予算で事業が行われています。

 今日は、厚狭川激特事業の進捗状況について下瀬山陽小野田市議とともに、県宇部土木建築事務所で説明を受けました。

 説明を受けた点の第一は、商店街を横断する鴨橋周辺についてです。県としては、「今年度秋から仮橋の工事に着手できるように調整をすすめている」とのことでした。

 第二は、厚狭川の支流で、厚狭駅の西側を流れる桜川の改修についてです。県としては、「5月に説明会を開催し、川周辺の土地の調査等を進めている」とのことでした。

 第三は、大正川排水機場についてです。現在1機ですが、新たに2機排水機を設置するために、県としては、「現在、工場でポンプ設備の製作を進めており、来年の梅雨時期までの完成を目指している」とのことでした。

 激特事業の期間は、平成26年度までです。翌年度に繰り越したとしても概ね平成27年度までの事業となります。

 県の担当者は、「地域の理解を得て、可能な限り、計画した事業は、この期間に完了したい」と話していました。

 山口県は梅雨あけしましたが、大雨のシーズンは続いています。

 私は、高校時代を厚狭で過ごした者として厚狭地域で再び浸水被害が発生しないことを願う一人です。

 私たちは、厚狭川激特事業の早期完了を強く要望しました。

 厚狭川の改修計画について皆さんのご意見をお寄せ下さい。

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