月別アーカイブ:2012年4月

映画「僕達急行―A列車で行こう―」

 昨日、森田芳光監督の遺作「僕達急行―A列車で行こう―」を観ました。

 全体に漂う流れが春風のようで、とても小気味いい映画でした。

 森田監督作品は、「家族ゲーム」以来、常に私の青春の横にありましたが、映画館で見たのは、「椿三十郎」程度でした。

 新しい森田作品に出会うことが出来ないことは誠に残念です。

 この映画は、「鉄道好き」の松山ケンイチ演じる小町と瑛太演じる小玉の青春ラブコメディー。

 松山ケンイチも瑛太も、今の日本映画を代表する役者ですが、今回の映画では、二人とも肩の力の抜けた役を上手に演じています。

 私の好きな女優さんの一人が貫地谷しほりさんです。今回もいい味出していました。これからも応援します。

 森田監督はこの映画に寄せて「これからの時代の人間関係は、『趣味』を通して豊かになっていくのではないか」と述べています。

 監督のこの言葉通り、二人の青年が恋と仕事と好きな事を実にバランスよくこなしています。

 これらの流れが私にとってとても小気味いいのです。

 私たちの今が、いかにあくせくしているのかが良く分かります。

 今の青年は、正社員になっても、当然、非正規社員であっても、余裕が与えられていないと聞きます。

 本来の社会は、青年に、恋と仕事と好きな事をバランスよくこなせる余裕を与えるべきだと、この映画を見て痛感しました。

 余裕が必要なのは、青年にだけではなく私たち世代にも同じことですが。

 「世の中捨てたものじゃない。そんなにあくせくせずに、楽しいこと見つけて人生エンジョイしましょう」とこの映画は訴えています。

 その訴えは声高ではなく、春風のように。

 それぞれの荷物を少し置いて、電車に乗ってうたた寝でもしたくなるような映画でした。

 森田監督、最後にすばらしい作品をありがとうございました。

 

西宇部小学校で芝生ポット苗作り

 本日、西宇部小学校で、小グランドを芝生化するためのポット苗づくりを行いました。

 4年生以上の子どもたちと教職員約200人と地域・PTAから約100人、合計約300人でポット苗づくりを行いました。

 最初に、宇部市造園研究会の方から植え付けの方法を学び、クラスごとに分かれポットを作っていきました。

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 最初に、ポット苗の作り方の指導がありました

 ポット苗の作り方は次の通りです。

 まず、ポットに土を入れます。

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 男の子がポットに土をどんどん入れていきます

 次に、ポットに芝を植えます。

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  女の子がその上に芝を植えていきます

 その上に土を追加して抑え、完成です。

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 芝の上に土を入れて肥糧を少しまいて完成です

 完成したポット苗は、小グランドの下に並べました。

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 24個のポットをプラスチックの枠に入れ並べます

 このポット苗を成長させ、6月16日、小グランドに植えつけることにしています。

 300名の皆さんのご協力で約7000ポットの苗が約1時間で完成しました。

 あいにくの小雨まじりの天候でしたが、 地域の皆さんと子どもたちの笑顔あふれる、和やかなポット苗づくりとなりました。

 ご協力いただいた皆さんにPTAを代表して感謝申し上げます。

 ポット苗がりっぱに育つことを願うばかりです。

 校庭を芝生化した学校の経験をお教え下さい。

今年度、山口県が学校給食で県産小麦100%パンを完全導入

 昨日の各種新聞に「給食に100%県産パン」の文字が躍っていました。

 北海道に続いて、山口県は、、学校給食の標準パンが、県産小麦100%パンに今年度中になるそうです。

 私は、平成20年2月県議会でこの問題を取り上げました。

 山口県は、平成18年度から、県産主穀学校給食利用拡大事業に取り組みました。この制度は、学校給食に県産の米、大豆、小麦を使用した場合に、県が助成するものです。

 この制度は、平成20年度で実施時期を終えるとのことでしたので、制度の存続を質問しました。

 また、小麦については、「パン一個辺り1円となっている補助額をせめて2円に引き上げるべき」だとする県産パンを製造しているパン製造会社社長の声を引用し、助成単価の引き上げを求めました。

 私の質問が生き、平成21年度から「学校給食県産食材利用加速化事業」が新たにスタートしました。

 県とJA中央会が2分の1づつ財源を出し、学校給食に県産主穀を利用した場合は補助をする制度が継続されたのです。

 パンは、1個あたり「1.79円~2.23円」に補助単価も若干上げられました。

 この様な制度創設が背景となって、今回の県産小麦100%パンが、今年度中に、全ての学校給食に提供出来る体制が整備されたのだと思います。

 私は、過去、この問題で質問した議員として心から今回の快挙を喜んでいます。

 学校給食全体で、県産品が更に広がることを願っています。

 更に、地産地消が進み、山口県の中山間地域農業が発展していくことを願っています。

 農業従事者の末端にいる者としても、今回の快挙を心から喜んでいます。

 この問題に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

自然公園法、文化財保護法により固定資産税非課税実施へ

 美祢市美東町台山地区の方は、長者ヶ森付近の土地を所有しておられ、固定資産税が課税されています。

 三好美祢市義の所に、「国定公園内だが非課税措置はないのか」「非課税措置があるのなら返還はされないのか」などの意見が住民から寄せられました。

 今日は、美祢市税務課長を囲んでこの問題について台山地区の住民の方との懇談が行われました。三好市議と私が参加しました。

 美祢市税務課長は、「地方税法348条に固定資産税の非課税の範囲が規定されている。その内、台山地区の方々に関する非課税措置として自然公園法(第一種特別地域)及び文化財保護法(特別天然記念物)が考えられる」「これまでの調査で、非課税措置を表す図面と実際の非課税区域が同一でないことが明らかになった」「したがって、今年度、地籍測量を行った図面に、自然公園法と文化財保護法による非課税エリアを落とし、非課税エリアでの課税状況を明らかにしたい」「その後、できるだけ早い時期に、非課税エリアで課税されているケースに対しては固定資産税の返還を行いたい」「税の返還を遡る期間は、美祢市の要綱に基づき、10年と考えている」と説明しました。

 長者ヶ森は、特別天然記念物のエリア(固定資産税非課税エリア)にほとんどが含まれています。税務課長は、「美東町側は、非課税措置がされた形跡が少ない」と述べ、固定資産税が返還される可能性が濃厚です。

 住民からは、「返還されるのは嬉しいが、10年ということには納得できない」と質問が出されました。

 税務課長は、「要綱上の規定では10年となっている」とした上で、再度精査をすることは約束しました。

 また、住民からは、「長者ヶ森付近の土地で、今、農業は実際に出来ない。国や県に買い取ってもらいたいのが本音」との意見が出されました。

 この点については、私が後日調査してみたいと思います。

 住民の声を正面に行政にぶつけ、積年の問題が、部分的ではありますが解決しようとしています。

 このような場面に、出会えて、私としても幸せでした。

 秋吉台付近の方々や、関係する地域の方々で同様の問題を抱えている地域の方々のご意見をお聞かせ下さい。

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 長者ヶ森付近は、台山地区の方々の土地でした

 

 

 

花冷えにやられました

 日曜日の朝から少々背中がゾクゾクするようでした。

 実家でトラクターで作業を終えた頃から症状は悪化。家に帰って熱を計ると37度後半でした。

 昨日は、休めない用事が二つ。そうです入学式でのあいさつです。

 小学校の入学式が終わって病院に行き、診察を受けた時、熱が38度を超えていました。

 インフルエンザの検査をしましたが陰性でした。

 中学校の入学式を終えて、急いで家に帰り、横になりました。

 今日もすっきりしない中、最低限の仕事をこなしました。

 暖かくなったようで、まだまだ肌寒い、花冷えの季節。皆さん体調はいかがですか。

 来週から中国に行きますので、それまでに仕事を少しセーブして体調を万全にしたいと思います。

小学校・中学校の入学式であいさつ

 今日は、午前中、西宇部小学校の入学式に参加しました。

 49名の新しい仲間を迎え入れることが出来ました。

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 午後は、次男入学のため、厚南中学校の入学式に参加しました。

 我が子を含めて175名の子どもたちが入学しました。

 なんと、長男の時に続き、保護者代表挨拶を私が行いました。

 今年は、桜がちょうど入学式にめがけて咲いてくれました。

 天気もよく、桜満開のおだやかな入学式となりました。

 県内の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。