議員日誌

今年度、山口県が学校給食で県産小麦100%パンを完全導入

 昨日の各種新聞に「給食に100%県産パン」の文字が躍っていました。

 北海道に続いて、山口県は、、学校給食の標準パンが、県産小麦100%パンに今年度中になるそうです。

 私は、平成20年2月県議会でこの問題を取り上げました。

 山口県は、平成18年度から、県産主穀学校給食利用拡大事業に取り組みました。この制度は、学校給食に県産の米、大豆、小麦を使用した場合に、県が助成するものです。

 この制度は、平成20年度で実施時期を終えるとのことでしたので、制度の存続を質問しました。

 また、小麦については、「パン一個辺り1円となっている補助額をせめて2円に引き上げるべき」だとする県産パンを製造しているパン製造会社社長の声を引用し、助成単価の引き上げを求めました。

 私の質問が生き、平成21年度から「学校給食県産食材利用加速化事業」が新たにスタートしました。

 県とJA中央会が2分の1づつ財源を出し、学校給食に県産主穀を利用した場合は補助をする制度が継続されたのです。

 パンは、1個あたり「1.79円~2.23円」に補助単価も若干上げられました。

 この様な制度創設が背景となって、今回の県産小麦100%パンが、今年度中に、全ての学校給食に提供出来る体制が整備されたのだと思います。

 私は、過去、この問題で質問した議員として心から今回の快挙を喜んでいます。

 学校給食全体で、県産品が更に広がることを願っています。

 更に、地産地消が進み、山口県の中山間地域農業が発展していくことを願っています。

 農業従事者の末端にいる者としても、今回の快挙を心から喜んでいます。

 この問題に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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