今日、若者の就労や、働くための心の悩み・不安について、様々な相談に応じる「うべ若者サポートステーション」を視察しました。
県内には、防府市と周南市にもサポートステーションがあり、宇部を合せた三か所で平成22年度で8012名が来所され、357名の進路が決まりました。
うべ若者サポートステーションでは、就職支援セミナー、コミュニケーション・トレーニング、農業体験、ボランティア活動などを行うわくわく活動などが行われいました。
運営費用として、就労支援事業は、国から。心理的対応等が必要な方への支援については、県が支出されているということでした。
お話をお聞きする中で、私が感じたいくつかの点について報告します。
第一は、中学生へのケアの必要性です。県内にも中学を卒業後、就職も進学もしていない生徒が一定数いるようです。
中学では、スクールカウンセラーが対応するなどの努力をされていることは承知していますが、更なる体制の強化が必要だと感じました。
第二は、高校生へのケアの必要性です。一部の学校では、保護者や生徒に就職に向けた様々なガイダンスが行われているようです。
全ての学校で、必要なガイダンス等が保護者や生徒に向けて行われる必要性を感じました。
第三は、若者就職支援センターとうべ若者サポートステーションとの更なる連携の必要性です。
私は、二つの施設が併設され、まさに、若者を支えるワンストップサービスセンターとしての役割が発揮できたらどんなにいいだろうと思いました。
第四は、若者サポートステーションのネットワークを更に広げていく必要性です。
うべのステーションは、下関市もカバーしています。他の施設も、立地していない市へのケアにつては大変な努力をされていると思います。
各ステーションの努力を支えるための行政の支援が更に必要だと感じました。
うべのステーションを運営しているNPO法人は、パソコン教室を行ったり、インターネットラジオを行ったり、様々な若者を支える取組みを行っておられました。
ステーションの職員の方には、視察させていただきありがとうございました。
学んだことは、県議会地域商工委員会の場などに反映していきたいと思います。
最後に、うべ若者サポートセンターへの連絡方法をお知らせします。
電話 0836-36-6666
ホームページ http://ube-saposute.com/
相談は無料です。お気軽にご相談下さい。
うべステーション内のインターネット放送のスタジオ
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