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政治資金規正法改正議論で裏金問題にフタをしてはいけないと武田砂鉄さんが指摘

 今朝のしんぶん赤旗日刊紙の「レーダー」は、裏金問題について次のように報じました。
 「自民党全敗という3衆院補選の結果を受け、裏金疑惑は政治資金規正法改正が焦点のようになっています。本紙にコラムを執筆しているフリーライターの武田砂鉄さんは、4月30日放送の大竹まこと ゴールデンラジオ!」(文化放送)で、これに警鐘を鳴らしました。『自民党に対する失望の裏側に野党に対する期待っていうのがあるんだとしたら』とのべた砂鉄さんは、『政治資金規正法の前に今回の自民党の裏金問題はどうだったのかっていうのを、いま一度、明らかにする姿勢っていうのを弱めてはいけないんじゃないか』といいました。『規正法』問題は、大事なことと認めつつ、マスディアの報道について『その視点の意向っていうのは、ともすれば、裏金を作ってきた人たちにとってラッキーな話なんじゃないか。今までのことは、もうなしにして次に行きましょうよっていうこと』と危惧しています。例えば、4月29日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)。政治部の官邸キャップは、自民党の内情について『今、岸田(首相)おろしに手を上げても政治資金規正法改正の問題を背負うことになりますので、様子見というか、すぐには動きにくいという事情があるんだと思う』と常態化している権力争いを疑問視することなく平然と語っていました。砂鉄さんは、『(裏金に)フタをする作業を、当然、政権がしようとします』とのべ、『朝日』の世論調査で『裏金問題が解明されていない』と答えた人が92%に上ることを紹介。『国民の監視っていうんでしょうか。(自民党の裏金問題は)まだ終わっていないぞっていうところを強調していかなくちゃいけないんじゃないか」。表に出せない金の問題が明らかになったのに、議員を続けていることへの『国民監視』を強調しました。」
 私は、今日が締め切りで、「3補選の結果と正規資金規正法改正の論点」と題する小レポートをまとめています。
 「レーダー」の一連の指摘は全くその通りだと感じました。もちろん政治資金規正法を改正しなければならないけれども、その前に、裏金問題をしっかり解明していく努力を国会で継続していくことも、極めて重要な問題だと感じました。この辺りを加筆して、今日中にレポートをまとめたいと思います。
 レポートが解禁されましたら、本ブログで紹介していきたいと思います。
 裏金問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。

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