少し前の事になりましたが、被災地支援に行く直前の9日午後、医療生協健文会恩田支部の川柳教室がスタートしました。
講師はなんと私です。川柳を始めて15年位になりますが、教室の講師ははじめてです。
テキストは、尾藤一泉さん監修のホームページ「川柳ドクター」からダウンロードした「川柳の表現とテクニック」にしました。
尾藤一泉さんは、尾藤三柳さんの息子さんです。尾藤三柳さんのお父さんも川柳作家らしく、川柳の家元のような方です。
川柳の基本が丁寧に解説されているので、これにしました。
5・7・5と句調が切れるのが「正格」。5・7・5から切れがずれるのが、「変格」。この二つは定型の範囲であり、それ以外は「非定型」。
私も何となく句を作ってきましたが、「正格」の句がほとんどです。このような基本を押さえながら、「変格」の句も作ってみようと思いました。
このように、講師ビギナーの私は、学びながら受講者の皆さんにお伝えする状況です。受講者の皆さんに上手く伝わったでしょうか。
しかしながら、教えるとはいい勉強になります。
受講者の皆さんは、約15名、殆どが60代以上。私の親の世代の方もおられ、恐縮しながらの第一回目の教室でした。
講義は短くして、早速、作句に入りました。さすがに人生の達人。驚くほど良い句が次々に発表されました。
その句は、「やまみん川柳6月」として私のブログにアップしています。参照してください。
教室は第一回目でひょっとして終わるのかなあと危惧していましたが、受講者の方々から毎月しようと嬉しいお言葉をいただきました。
また、それぞれの句をそれぞれが鑑賞する時間を取ろうとの提案もありました。
講師は若輩者ですので、受講者の皆さんの声をどんどん生かして教室を進めていきたいと思っています。
興味のある方は、医療生協健文会組織部にお問い合わせください。
次回は、7月15日の午後2時からとなりました。どんな教室になるのか、今から楽しみです。
第一回目の川柳教室で作句に励む受講者の皆さん
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