議会だより

厚東川通信No293(2011年1月15日)

厚南校区旭ヶ丘で地すべり被害発生

 

地すべり防止区域の指定を

 

地すべり防止工事を急げ

 

 十一日、藤本県議と真鍋市議は、旭ヶ丘の地すべりの現場を視察しました。視察では、農業用ため池に面した住宅が池に向って傾いている様子がよく分かりました。 また、池と住宅との間の道路が、十数センチ沈下している様子も分かりました。
 この地域は、「土砂災害防止法」に基づく調査は、行われているようですが、「地すべり等防止法」に基づく対策事業は行われていません。
 藤本県議らは、この地域が「地すべり等防止法」に基づく、「地すべり防止区域」に指定され、地すべり防止工事が実施されるよう県や市に働きかけています。近く、この問題で、県と市の担当者による協議が行われることになりました。

11.1.11 002.JPG

十数センチの段差がついた地すべり地域

 

吉部小松小野の県道崩落、年度中に改修

 
 藤本県議は、宇部市北部地域の要望を県に伝えました。まず、厚東川の浚渫です。宇部市吉部荒滝から小野来見への沈下橋がありますが、その南側に、中州が出来ています。 河川浚渫の要望に対して県担当者は、来年度予算に計上されるよう要望したいとの回答でした。
 次に、県道美祢小郡線の改修についてです。宇部市吉部小松小野から犬が迫に行く間の県道が昨年来の豪雨で路肩が崩落したままになっています。 県担当者は、今年度中には改修工事を行いたいとの回答でした。

11.1.5 004.JPG

今年度中に改修される見通しの県道美祢小郡線

 

11月県議会報告シリーズ③

 

自主防災組織に県の助成を 

 

 藤本県議は、十一月県議会で、消防力の強化について質問しました。県は、現在、自主防災組織率は、六九.三%を二〇一二年度末までに、自主防災組織率を八〇%に引き上げようとしています。西日本地方では、三県が、自主防災組織に対する補助を行っています。藤本県議は県として自主防災組織を援助する制度を作れと質問しました。
 宇部市と山陽小野田市は、二〇一二年に両市の消防本部を一本化する見通しです。全国では、七県が消防広域化に対する経費を県が補助しています。藤本県議は、県が、宇部市と山陽小野田市の消防広域に補助をすべきと求めました。

 

一気

二〇一一年旗びらきで志位委員長は、「国民のあらゆる『大義あるたたかい』に連帯し、たたかいで展望を開こう」と語り、たたかいの第一に「人間らしい雇用を求めるたたかい」を上げ、昨年十一月、連合主催の会合で、富士総研のエコノミストが「来年の春闘は四%の賃上げを目指せ」と題して講演を行ったことを紹介しました▼講演は、「一〇年以上も賃金が下がり続ける国は先進国の中で唯一日本だけである。その結果は内需の低迷、勤労者の労働意欲の低下など経営側にとっても好ましいものではない。企業は二〇〇兆円もの現金をためこみながら、成長のための投資や、適切な分配は忘れられている」とズバリ指摘しています▼週刊プレーボーイの新年号に、「『デフレ撲滅』は二〇代の給料を上げろ!」の記事が掲載されています。実際に労働者の賃金が増える新年を望みます。

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。