本日、総務政策委員会の審議が行われました。
私は、国体問題、基地問題で質疑を行いました。
まず、国体問題では、ウインドサーフィンの国体予選会の出場選手の状況について質問しました。
ウィンドサーフィンの過去5年の国体予選会に、男女とも1名程度の参加しかないことが明らかになりました。
私は、「100人を越えるセーリング連盟会員がいながら、毎年、国体選考会に1名程度の参加しかないのは、県外出身選手を県内に移入した弊害ではないか」と指摘しました。
吉岡課長は、「サーフィンの国体選考会の参加者は少数ながらも、適正な選考が行われていると認識している」と答えました。
次に、私は、国体問題に関連して、競技力向上対策予算について質問しました。
本会議で、大田局長は、「優秀な選手と業務委託契約をする事業に対して県体育協会が補助しているものがございます。今年度予算は8100万円」と答えました。
私は、この8100万円は何人の選手に渡っているのか質しました。吉岡課長は、「33名」と答えました。
私は、過去5年のこの指導経費の推移を質しました。
吉岡課長は、「H18年、1300万円が、4人に。H19年は2700万円が11人に。H20年は、8100万円が32人に。H21年は、11600万円が40人に渡った。」と答えました。
私は、これが、指導経費として選手に渡るにしては高額ではないかと指摘し、指導を行った実績を明らかにすべきだと質しました。
大田局長らは、「12月議会までに、資料を提出する」ことを明らかにしました。
基地問題では、久米議員が本会議で示した国への情報公開請求で、国が06年に愛宕山を米軍家族住宅建設に係る適地として検討していたことが明らかになった問題を取り上げました。
私は、国の資料に、「所有者は、県住宅供給公社との記述がある。国が県住宅供給公社と接触せずにこの資料を作成したとは考えにくい。」と指摘しました。
その上で、「当時の県住宅供給公社の職員に、当時、国からの問い合わせはなかったのかどうかの問い合わせをすべき。」と質しました。
小松次長は「当時の公社職員に確認する」ことを明らかにしました。
次に、沖合移設後の港湾機能について質問しました。
告発サイト「ウィキリークス」によって「世界の港湾分析2002」が明らかになりました。
久米議員が、本会議でその内容を明らかにしました。私は、具体的に、この資料から、「バージ桟橋の長さが40mから137mに、水深が6.1mから15.2mになっている。これは明らかに基地機能強化だ。」と質しました。
小松次長は「移設前の港湾施設機能を代替するもの」との従来の答弁を繰り返しました。
私は、港湾機能が拡大しているかどうか検証するために、取扱貨物量が、移設前後でどう推移したのか国を通じて米側に照会すべきだと質しました。
小松次長は「国に照会する」と答えました。
私は、この程公表された、2011年海兵隊航空機計画の中に岩国基地に関連し①MV22オスプレイが2016年から配備される可能性がある②F35B戦闘機が2014年~2015年に配備される可能性がある③KC-130空中給油機が2013年4月に配備される可能性があることなどが明記されていると指摘しました。
これらの事実関係を国を通じて米側に照会すべきだと質しました。
小松次長は「国に事実関係を照会したい」と答えました。
明日も引き続いて、総務政策委員会で審議を続けたいと思います。
国体問題、岩国基地問題、その他県政に関する様々なご意見をお聞かせください。
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