本日、宇部市の渡辺翁記念会館で、小澤俊夫先生の講演会が行われ800人の市民が参加しました。
私は、今年度、宇部市PTA連合会の総務委員長に就任し、この半年間、準備に携わってきましたが、大成功に終わりほっとしています。
開演前のロビーの様子。多くの参加者が集いました。
小澤先生の話しも大変好評でした。
800人の参加者を前に、2時間、じっくりお話しされました。
小澤先生は、昔ばなしは「子どもの魂の安定のために必要だ」と話されました。
昔話は、子育てにとって教訓的であるという話をされました。
「子どもは獲得して持っている物と合致する物と出会った時、成長する」と小澤先生。
わらしべ長者などを例に話をされました。
三年寝太郎の話も出され、「若者が寝太郎にされていない現状だ。」と小澤先生。
「人間を盆栽のように育ててはならない」と話されました。
その上で、子どもに3つの自覚を持たせることが必要だと話されました。
1、自分が愛されていると思うこと
2、自分が信頼されていると思うこと
3、自分の価値が認められていると思うこと
講演が終わって、複数の役員の方ともお話ししましたが、どのPTAの方々も子育てに大変参考になったと話されていました。
「子どもの成長する力を信じて、じっくり接する。」私は、このことを今日、小澤先生から学びました。
来年と再来年、宇部市で、昔話大学が行われます。可能な限り参加したいと仮申し込みをしました。
昨日と本日、講演会を主催したPTA連合会と本の森の役員の方、別の席で小澤先生を囲んでお話をする機会がありました。
小澤先生は、そよ風のような方だと感じました。大御所のような威圧感はなく、真摯に、昔話のよさを伝承したいという気持ちに貫かれた方でした。
今日の昼は柳田國男さんに直接お会いされた時の話をお聞きすることが出来ました。
左から私、本の森の栗山代表、小澤先生、縄田PTA会長
役特で、先生の本にサインをしていただきました。
これから、少しづつ、昔話を学び、人生と子育てを豊かなものにしていきたいと思いました。
今後とも、一回でも多く小澤先生のお話をお聞きしたいと思いました。
人生の新たな師に出会った気持ちです。
講演会成功のために尽力されたスタッフの皆さん方と講演していただいた小澤先生に感謝いたします。
講演会に参加した皆さん、感想をお聞かせください。
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