議会だより

厚東川通信No283(2010年8月15日)

7月29日の衆議院災害対策委員会・高橋議員の質問で明らかに

山陽小野田市が被災者支援法適応に

県が被災家屋の現地調査行う

 山陽小野田市の床上浸水は四三八戸でした。災害救助法では、三戸で一戸の被害とみなすとの規定がありますので一四六戸の被害があったことになります。その被害が人口五万以上の山陽小野田市で八〇戸以上あれば、法の適応になるという規定から、山陽小野田市は災害救助法の適応を受けました。災害救助法の適応を受けるような被害が起きた自治体は、被災者生活再建支援法の適応になるという規定から、山陽小野田市は、被災者生活再建支援法の適応になるかについて二九日の衆議院災害対策委員会で日本共産党の高橋議員が取り上げました。中井大臣が「そのとおりでございます。」と答弁しています。制度の対象となるのは、全壊、および大規模な半壊世帯となっています。山陽小野田市では、8世帯が半壊となっていますので、これら世帯が、この制度の対象世帯になるのかどうか、県が二九日に現地調査を行いました。そして、現在、チェック作業を行っています。

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  県が現地調査をしたと思われる被災家屋 
 

ルネサスがリストラ計画発表

山口工場の将来はどうなるのか 

 ルネサスエレクトロニクスが「二〇一〇年中に従業員約五万人のうち一〇%弱の人員削減など大規模なリストラに踏み切る」「シリコンウエハーの直径が一五〇㎜と小口径の旧式生産ラインを閉鎖」と日経新聞が報道しました。藤本県議は、この事実を宇部市万倉のルネサスセミコンダクタ九州・山口㈱山口工場(以下山口工場)の総務課に電話で確認しました。
 山口工場では、正規・非正規労働者合せて約一八〇〇人が働いています。その内、一五〇㎜のシリコンウエハー生産ラインに約一〇〇〇人が働いています。報道は事実かとの藤本県議の質問に総務課職員は「具体的内容は承知していないので、コメントできない」と答えました。
 藤本県議は、宇部市に状況を確認しました。市工業振興課職員は「山口工場の担当者が『近くリストラの内容が明らかになる。その際には、市に説明する』と話していた」と語りました。日本共産党は、山口工場存続のために関係機関に働きかけを行う予定です。

田が崩壊した吉部大棚、今秋復旧へ

 宇部市吉部大棚で二年連続、田が崩壊する被害が出ました。藤本県議は、市職員と共に現場を視察しました。市担当者は「昨年の災害の復旧工事がこの秋に計画されており、この工事の中で、今年度の災害分の工事を行いたい」と答えました。

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 2年連続崩壊した現場。今秋ようやく復旧に目途

一気

原水爆禁止国民平和大行進が広島に向って進んでいます。宇部市を通る「長崎―広島コース」は、六月二八日に長崎を出発し、七月二一日に山口県入りしました。 宇部市には、二三日入りました。二四日は、午後一時三〇分から宇部市役所前で出発式を行い、常盤公園まで行進しました。出発式では、市長代理として木藤総務管理部長があいさつを行いました▼私は、六才の長女と行進しました。参加者の中では長女が最年少だったと思います。長女は、午後の睡魔に襲われて、途中で顔を見るとほとんど寝ていた時もありましたが、協立病院の休憩で元気を取り戻し、常盤公園まで歩ききりました▼娘には、行進の意義が伝わらなかったでしょうが、核兵器廃絶への想いは伝わったのではないかと思います。一日でも早い核兵器廃絶に向けて引き続き力を尽くしたいと思っています。

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