議員日誌

全国一斉学力テスト県内での実態は?

 本日、県教育委員会担当者から4月20日に行われた全国一斉学力テストの県内での状況について説明を受けました。

 山口県では、国の抽出方式のテストにもれた学校が全て自主参加方式でのテストを実施し、全ての学校で学力テストが実施されました。

 全国の参加率は73%でしたが、全県実施は、山口県をふくめ13県となっています。

 私も数度に渡って全国一斉学力テストの問題点を議会で指摘してきました。

 実施される場合でも、「現場の教員の負担をこれ以上増やすべきではない」と求めました。

 その結果、採点・集計などに財政措置を行ったのが、上関町・光市・山口市・宇部市・下関市でした。

 教育委員会でまとめて採点などを行ったのが、岩国市・美祢市・周南市でした。

 その他の萩市・防府市・下松市・長門市・柳井市・山陽小野田市・周防大島町・和木町・田布施町・平生町・阿武町ではどのように採点したのか聞きました。

 県教委の担当者は、「各学校職員と教育委員会職員が各学校に出向いて採点などを行ったものと思われる」と説明しました。

 県内の多くの学校で、学力テスト実施による教職員の負担増があったことは明らかとなりました。

 藤井教育長(当時)は私の3月議会の質問に対して「採点や分析等が、学校の日常の教育活動への過度な負担とならないよう」学力テストを実施すると答えましたが、その事が履行できたのでしょうか。

 私は、過渡な負担となった学校が生まれたことは明白だと思います。この一つだけ取って見ても、学力テストの来年度からの実施は中止すべきと思います。

 今年度の学力テスト実態について、皆さんの声をお聞かせください。

 

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。