議員日誌

消費税導入から20年

 今日から新年度ですね。私は、昨日は、小学校の離任式に参加しました。小学校の非常勤の先生が多く、児童数約450人の中規模の学校ですが、なんと12名の先生方が離任されました。

 今日は、県産業技術センターが独立行政法人化した設立式に参加しました。産業技術センターの独立行政法人化について、私は、議会で、「中小業者のためになるのか」と大いに議論してきた一人です。

 独立行政化になりましたが、その中で、県内の中小業者をしっかり支える存在としてあり続けるように、今後も注視していきたいと思います。

 ちなみに我が家の小学生たちは、春休み。今日から卒園した保育園の「学童合宿」に参加しています。今晩は静かな夜になりそうです。

 さて、今日は、消費税が導入されて20年を迎える日です。1989年に3%で導入され、97年に5%となりました。

 消費税は、「社会保障の財源」とされてきましたが、この20年で、社会保障は改悪され続けてきました。

 消費税の税収は、導入以来の累計で、213兆円となります。同時期に大企業が納めた法人3税の減税額は、182兆円となります。

 つまり、消費税の財源は、社会保障には行かず、法人税の減税に行ったことは明らかではないでしょうか。

 麻生首相は、またぞろ「社会保障のため」として、2011年度からの消費税増税をもくろみ、税制関連法の不足に消費税増税と法人税減税計画を盛り込んでいます。

 消費税が成人式を迎えるこの年に、消費税のそもそもから紐解いて、このままでいいのか国民的な議論を行う時ではないでしょうか。

 私は、消費税増税を撤回させ、食料品非課税など消費税の減税にかじが切られることを政府に求める4月1日にしたいと思います。

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