議員日誌

一般質問が終わりました。

 私の一般質問が終わりました。

 いくつかの前進があったかと思います。

 一つは、職員の時間外勤務の問題です。私はある県職員の事例を示し、退勤時間から計算した残業時間と、職場にある予備簿と呼ばれている帳簿上の残業時間、そして、実際に手当が支給される元になる命令簿と呼ばれる帳簿上の残業時間にそれぞれ差があり、不払い労働・サービス残業の実態があると指摘しました。総務部長は、サービス残業の事実は認めませんでしたが、残業手当の支給の元となる命令簿と呼ばれている帳簿上の残業時間と特定の職場にある予備簿と呼ばれている帳簿上の残業時間には差がある場合があることを認めました。また、その差を埋めるために必要な話し合いを行う意向も示されました。

 また、私は、時間外勤務の問題に関連し、客観的な勤務時間を把握するために、タイムカードなどを導入すべきだと質問しました。総務部長は、「今後の検討課題」と答えました。

 二つ目は、雇用促進住宅廃止の問題です。商工労働部長が、雇用能力開発機構から要請があれば、住民説明会へ県として出席することを検討すると答えました。

 三つ目は、広域農道に関わる問題です。新たな事業着手は行うなのかなどの私の質問に、農林部長は、「現時点で新たな事業着手はない。」と答えました。

 四つ目は、阿武火山群の価値を検証する研究会の設置、天然記念物への指定、「ジオパーク」への登録を関係市町と協力してすすめるべきと主張しました。教育長は、それぞれ、市町との協力をすすめる主旨の答弁を行いました。

 「もう少しこうすればよかった。」などの反省は多々ありますが、質問後には、充実感が心に広がりました。

 しかし、一般質問終了にほっとすることなく、本会議終了後は、来週からの委員会の準備です。ノンストップで、5時過ぎまで県庁に居ました。

 実は、我が家ではそれから大変なドラマが待っていたのです。

 6時過ぎに家に着くと子どもたちが居ません。妻に電話すると「誰も迎えに来ないと学童保育の指導員の方から電話があった。自分は迎えに行けないので、長男が次男・三男を迎えに、学童保育室に向った」と言います。すぐ車を学童保育室へ走らせると子どもたち3人が真っ暗な中をとぼとぼ歩いて帰っています。私は子どもたちに説明不足を詫びながら車で一緒に帰りました。

 今朝は、総選挙に向けての早朝宣伝があり私は、7時過ぎに家を出ました。私は、家を出る際に、次男・三男には、「父さんは、学童に迎えに行けないので、自分達で帰りなさい。」と言ったつもりでした。しかし、次男らには、そのことが伝わらなかったようです。

 私が本会議終了後にでも学童保育室に電話を入れておけばよかったのです。

 学童保育の先生方には大変ご迷惑をおかけしました。

 共働きの我が家では、親も子も日々綱渡りなのです。

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