本日、化学一般宇部興産労働組合の第13回の定期大会に来賓で参加しました。
私は、現在作成が進められている、労働者派遣法の問題についてお話しました。
労働者派遣法の大改悪は、1999年でした。この時の改悪で、これまで限定されていた派遣の職種が「原則自由化」されました。この改悪案に、日本共産党以外の全ての政党が賛成しました。
これを境に、「正規」から「非正規」へ、労働者の置き換えが大きくすすみました。
私は、昨日、日鍛バルブ労働者の雇止め・解雇に対する指導・是正を求め、県労連などの労働局への申し入れに同席しました。
雇止めが通告された労働者は、請負会社→派遣会社→期間雇用と雇用形態は転々としましたが、3年半以上日鍛バルブの同一部署で働いてきました。会社は、彼らを明確な理由のないまま解雇しようとしているのです。このような働かせ方が放置されれば、青年に未来は来ないことを痛感しました。
日本共産党の志位委員長の追及などで、現在、日雇い派遣を原則禁止する労働者派遣法の改正が論議されています。しかし、30日を越えた雇用契約さえ結べば、日々単位での派遣を続けることも可能となる中身です。やはり、期限のない常用雇用が中心に座る派遣法の改正が必要です。
いよいよ、解散総選挙目前の状況です。99年の労働者派遣法大改悪に反対を貫き、非正規雇用労働者の実態を国会で暴露し追及する日本共産党の躍進で、労働者が保護される国会を作っていきたいと思います。
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