議員日誌

後期高齢者医療制度廃止法案の成立を求めるシンポジウム

 昨日、山口県高齢者大会宇部地域実行委員会主催で「後期高齢者医療制度廃止法案の成立を求めるシンポジウム」が行われ、130名の市民が集まりました。

 最初に、山口県高齢者大会宇部地域実行委員会の倉本喬会長が「制度の橋に向けて運動を広げていこう」とあいさつを行いました。

 パネリストは、国会に後期高齢者医療制度の廃止法案を提出した野党各党の代表が務めました。民主党は、県副代表の三浦のぼるさん。日本共産党は、県国会議員団事務所長の吉田貞好さん。社民党は、県連代表の佐々木明美さん。国民新党は、副代表の自見庄三郎さんからメッセージと資料提供がありました。

 まず、民主党の三浦さんは、「敬老精神に欠ける制度。今後の財源として保険方式なら、健康保険の一元化の中での制度整備が必要。税方式なら、当面、消費税の税率は上げずに、配分を変更する中で確保すべき。」と主張しました。

 日本共産党の吉田さんは、「この制度は、医療費削減のための制度で、現代版姥捨て山だ。全ての国民には医療を受ける権利がありそれを尊重する対応が必要だ。野党4党の法案については、廃止の一点での国民的共同が必要だ。」と訴えました。

 社民党の佐々木さんは、「後期高齢者医療制度と共に、療養病床削減や特定検診の導入がある。これらは、国民の医療費削減を進める動きだ。税金の使い方をチェックして、差別医療をなくしていこう。」と話しました。

 参加者から、野党で共同して、街頭宣伝や市長への申し入れをしてほしいというという要望が出されました。各党代表は、要望を実行することを約束しました。

 シンポジウム後の各党の協議の結果、「後期高齢者医療制度」の中止・廃止を求める宇部市連絡会が6月13日に行う集会に各党が参加し、その後市長への申し入れを行うことが確認されました。

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 後期高齢者医療制度の廃止を訴える各党代表

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