議員日誌

企業会計決算特別委員会の審議が終わりました。

 本日、企業会計決算特別委員会の審議が終わりました。本日は、企業局の審議が行われました。この中で、柳井川工業用水事業が廃止に向けて作業がすすめられていることが明らかになりました。

 黒杭川ダムに企業局が持っている工業用水のための利水の権利を治水に振替える作業が今すすめられているとの説明がありました。この事が実現すれは、全国でほとんど例のないものになります。

 柳井川工業用水道の未給水が解消に向かいいます。今、柳井川工業用水から給水を受けていた企業は、小瀬川第二期工業用水から給水されます。そうなると、小瀬川第二工業用水の未給水も解消に向かいます。

 柳井川工業用水道が廃止されること自体は、なら、なぜ整備したのか、施設整備は、必要なかったのかということになりますが、売れない水を今後も保有するよりは、事業を統合したほうが今後に生きる対応だと言えます。

 利水から治水への振替え。これを柳井川で実現し、今度は、小瀬川に繋げることが重要です。弥栄ダムには、日量32000トンの未事業化の企業局が保有する水源があります。この利水を治水に振替えることを今、国と交渉している最中です。

 この32000トンに対する企業債の元利償還金が最大で185億円かかり、これが、県の一般会計から借入金として企業局に繰り入れられています。この課題を根本的に解決していくためにも、企業局が持っている利水を治水に振替えることがどうしても必要です。これを成就するはずみに柳井川の例がなればと思います。

 柳井川の利水の治水振替えを見守っていきたいと思います。

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