映画「春を背負って」に共鳴し、笹本稜平作品に触れています。
本ブログを読み直すと、2008年11月に、いくつかの笹本作品に触れていますが、それ以来、笹本作品から遠のいていました。
久々に読んでいるのは、「還るべき場所」です。重厚な山岳小説です。
2008年11月のブログで、この本を故児玉清さんが紹介されたことを書いていました。
本格的な山岳小説としては、夢枕獏さんの「神々の山嶺」を数年前に読んで感動したことを思い出します。
山を取り扱った別の小説では、横山秀夫の「クライマーズ・ハイ」は読みごたえがありました。
さて、主人公の翔平は、世界第二の高峰、ヒマラヤのK2を登山中、最愛のパートナーを事故で失います。
翔平がパートナーを失う場面は、リアルで息が詰まる思いでした。
失意の日々を送っていた翔平が、登山ガイドとして再びK2に挑みます。
読んだのは、ここまでです。これから翔平にどんな試練が待っているのでしょう。
亡くなったはずのパートナーを観たシェルパがいたことも気になるところです。
これから議会の準備で、中々時間が取れませんが、「還るべき場所」の後半を読みすすめていきたいと思います。
時代小説は、時代小説という枠の中だからこそ、胸を打つ場面があります。
山岳小説も、究極の環境の中で、人びとはどう判断し行動するのかが読みどころでしょうか。
私の妻は大の山好きで、全国の山を巡っています。
私は、時々家族と一緒に山登りをする程度です。
命を賭す覚悟での山行は無理ですが、小説を読みながら美しい風景を観る目的で、山登りもいいなあと思い始めました。
当面は、6月議会と来年の選挙に向けての準備に追われる日々ですが、来年のゴールデンウィークあたり、家族で山登りでもしたいと思います。
それを励みに当面する課題に臨みたいと思います。
ひとまずは、久しぶりに笹本作品にじっくり浸りたいと思います。
笹本ファンに皆さん、推薦の本をお教え下さい。
当面は、笹本稜平さんの作品の世界に浸りたいと思います。
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