連休後半、私は、昨日から実家に帰って草刈りに精を出しました。
昨日の夕方は、私の友人と家族全員と母でバーベキューを楽しみました。
今朝は、7時から草刈りをやって、母と家族全員で山口市へ。
山口県立美術館で行われている「生誕100年松田正平展」に行ってきました。
山口県立美術館内の松田正平展入場、目前の表示
晩年の松田の作品がいいですね。飄々とした人柄が作風に出ているように思いました。
周防灘シリーズの祝島の絵は心を打ちました。
松田が描いていた頃から原発建設計画はあったでしょうが、松田は原発建設計画をどのように観ていたのでしょうか。聴いてみたいような気になりました。
もはやその術はありませんが、松田が描いた祝島が風景が未来永劫続くことを願うばかりです。
パンフレットに松田が生前「祝島を描きだしてもう30何年経つ、いまだによく描けんけどね。」と語っていたとありました。
松田は、宇部市で子ども時代を過ごしました。宇部中出身(現在の宇部高)です。
長男の先輩になります。宇部高には、松田の作品もあると年表にありました。
長男も探してみようと言っていました。
会場では松田が生前語った映像が流れていました。
インタビュアーに「電話のない暮らしを数日でもするといい」と話しかけるシーンがあります。
松田自身、それが、「貧乏とひきかえの贅沢だ」と語ります。
私も松田が言う贅沢を少しは味わいたいものだと痛感しました。
同時に貴重な示唆を感じました。
絵一筋に生きた地元が生んだ巨人「松田正平」さんに今後とも注目していきたいと思います。
子どもたちも大変、興味深く松田の絵を鑑賞していました。
5月26日まで山口県立美術館でこの企画が行われています。
新緑の山口県立美術館で松田正平の絵をご堪能下さい。
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