本日、午後、一般質問で登壇しました。
いくつかの点で、前向きの答弁がありました。
第一は、県としてバイオマス活用推進計画を策定するとの方向性が示されたことです。
松永農林水産部長が、「策定の方向で検討に入る」と明確に答弁しました。
第二は、新年度に向けて死亡時画像診断システムの導入に向けての検討が行われる方向性が示されたことです。
渡辺健康福祉部長が、「導入の可否を含めて検討に入る」と明確に答弁しました。
この二つの問題とも、ヒヤリングの段階では紆余曲折ありましたが、一定の方向性が示され、質問者として喜んでいます。
更に、教職員評価の問題で、改善が図られました。
22年度の評価が本人に開示されるのが年度をまたいでいましたが、田辺教育長は、「今年度から、教職員評価は年度内に完了するように改善を図った」ことを明らかにしました。
山口宇部道路で、土の密度試験の偽装があったのではないかという点についても質問しました。
県土木建築部長が、当時、写真の偽装があったことを認めました。また、業者に対して文書による注意を行ったことを認めました。
しかし、指摘されているのは、写真の偽装ではなく、土の密度試験そのものの偽装があったのではないかというものです。
県土木建築部長は、「当時も適切な調査や対応が行われていると考えおり、新たな調査を行うことは考えていない」と答えました。
一方で、県土木建築部長は、県として、新聞社に情報提供した元職員に事情を聴取したことを認めました。
その元職員は、あくまでも土の密度試験の偽装があったと証言している訳ですので、やはり、県としての全面的な再調査が必要だと思います。
残念だったのは、中等度難聴児への補聴器助成です。知事に5千筆を超える署名が提出されており、私としては、是非とも前向きの回答を引き出したいと考えていましたが、渡辺健康福祉部長は、「制度改善を国に要望する」と回答するに留まりました。引き続き要望を続けていこうと思います。
今回も多くの問題を議会に反映できたことを嬉しく思います。
色々反省点もありますが、自分としては落ち着いて質問できたのではないかと思っています。
引き続き、来週からの委員会の準備です。県政に関わる皆さんのご要望を引き続き私にお教え下さい。
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