NHKの大河ドラマで龍馬伝が始まりました。
祖母が大河ドラマのファンで子どもの頃からよく観ていました。山口県が舞台の「花神」とか「黄金の日々」の頃、70年代後半によく観ていたようです。
私が小学校の高学年から中学生の頃ですね。
それから、最近まで観なくなり、98年の徳川慶喜、04年の新撰組!、08年の篤姫は良く観ました。
そして、今回の龍馬伝を含めて共通しているのは、維新物が好きだということです。
今回の龍馬伝も大いに期待しています。ドラマと同時に、今、津本陽の「龍馬」を読んでいます。
まだ一巻ですが、龍馬が高知でジョン万次郎と話し、江戸に出て千葉周作の道場で稽古し、佐久間象山の塾に通う様子が描かれています。
鎖国から開国へ、江戸から明治へ歴史が音を立てて動く時代に、龍馬が世界を掴んでいく様子が手に取るように分かり、読んでいて心躍ります。
龍馬伝に主演している福山雅治が、しんぶん赤旗のインタビューに、「龍馬は柔の人だったのではないか」と書いていますが、そうかも知れません。
それでも情報も交通も不自由だった時代に、日本の最先端の情報を自分のものにしていく能力はすばらしいものを持っていたと思います。
偏屈者の象山にも好かれるようなコミュニティー力を持っていたのだと思います。剛だけでは、薩長同盟をまとめることは出来なかったでしょう。
「柔よく剛を制す」このことを龍馬から学びたいと思います。
龍馬の生き方と維新の歴史をこの1年間、ドラマを見ながらしっかり学んでいこうと思います。
No comments yet.
コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。
メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。